高岡望(在スウェーデン日本大使館公使、1959生まれ)による
『日本はスウェーデンになるべきか』(PHP新書、2011年1月刊) を買いました。(写真)
スウェーデンについては、私のこのブログでも、
2007.11.22
第2840号(2009.05.10)
資料ブログである
Social Care Worker カテゴリ701 Sweden 167件
でとりあげてきました。
今回の本は、現在、スウェーデンにあって、日本大使館の公使(No.2)を勤めている人の報告です。
スウェーデンの日本への紹介は、賛否振幅が大きい。
菅総理大臣の就任後初の記者会見(2010.06.08):
「・・・そして、社会保障についても、従来は社会保障というと、何か負担、負担という形で、経済の成長の足を引っ張るんではないか、こういう考え方が主流でありました。しかし、そうでしょうか。スウェーデンなどの多くの国では、社会保障を充実させることの中に、雇用を生み出し、そして、若い人たちも安心して勉強や研究に励むことができる。まさに社会保障の多くの分野は、経済を成長させる分野でもある、こういう観点に立てば、この3つの経済成長と財政と、そして社会保障を一体として、強くしていくという道は必ず開けるものと考えております。・・・」
本書は、スウェーデンの現状をバランスよく紹介しようとしています。ネット上の情報を含む文献も豊富です。
以下の6章に分かれていますので、年末年始に少しずつ紹介してみましょう。
スウェーデンという国を手掛かりに、「日本のこれから」を考えてみたいですね。
第1章 スウェーデンという国
第2章 スウェーデンの本質
第3章 世界一男女平等な国
第4章 手厚い社会保障の裏に
第5章 競争力強化のために
第6章 中立、EU、価値の外交
『日本はスウェーデンになるべきか』(PHP新書、2011年1月刊) を買いました。(写真)
スウェーデンについては、私のこのブログでも、
2007.11.22
第2840号(2009.05.10)
資料ブログである
Social Care Worker カテゴリ701 Sweden 167件
でとりあげてきました。
今回の本は、現在、スウェーデンにあって、日本大使館の公使(No.2)を勤めている人の報告です。
スウェーデンの日本への紹介は、賛否振幅が大きい。
菅総理大臣の就任後初の記者会見(2010.06.08):
「・・・そして、社会保障についても、従来は社会保障というと、何か負担、負担という形で、経済の成長の足を引っ張るんではないか、こういう考え方が主流でありました。しかし、そうでしょうか。スウェーデンなどの多くの国では、社会保障を充実させることの中に、雇用を生み出し、そして、若い人たちも安心して勉強や研究に励むことができる。まさに社会保障の多くの分野は、経済を成長させる分野でもある、こういう観点に立てば、この3つの経済成長と財政と、そして社会保障を一体として、強くしていくという道は必ず開けるものと考えております。・・・」
本書は、スウェーデンの現状をバランスよく紹介しようとしています。ネット上の情報を含む文献も豊富です。
以下の6章に分かれていますので、年末年始に少しずつ紹介してみましょう。
スウェーデンという国を手掛かりに、「日本のこれから」を考えてみたいですね。
第1章 スウェーデンという国
第2章 スウェーデンの本質
第3章 世界一男女平等な国
第4章 手厚い社会保障の裏に
第5章 競争力強化のために
第6章 中立、EU、価値の外交