介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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健康福祉学の誕生

2007-06-20 06:19:47 | 経済
今夜
6限と7限(18:00~21:10)
集中講義で「健康福祉特講」をします。
(修士課程と違って、博士課程では原則として指導教員の講義以外は
 講義科目は必修ではなく、実際履修している科目は少ない。
あくまでも「博士論文」に集中するためです。)

今年4月から
博士課程ができて
またその専任教員として
3月まで東京大学医学部で国際保健学の教授をつとめられた
牛島廣治先生がこの4月から私の勤務する鹿児島国際大学
に赴任されている。

牛島先生の研究室は私の向かいの部屋ですが
東京のお仕事も引き続きお忙しく
またご専門から国際会議へのご出席も多いため、
主に水曜日のこの科目のために鹿児島にこられる。

この「健康福祉特講」は
私が博士課程の院生を対象に牛島先生とオニムバス
でやっている。
(すでにこれまで先生のご専門である「母子保健」や
私の専門分野についての
個別の講義をしました)

今日はまとめの「シンポジウム」のようなことをしよう
と企画しています。
牛島先生から今日のテーマである「健康福祉」
つまり「健康」と「福祉」の関連を考える・・・に関して
詳しいレジュメのpower point 原稿がメールで送られてきた。

司会進行を私が分担ということで
さきほどから
Google で「健康福祉学」を検索していたら
なんと13000件のヒットがあり
桜美林大学や山口県立大学など沢山の大学で
「健康福祉」の概念が実際の教育カリキュラムとなって
いることを知った。

少し前までは
「保健福祉学」という概念で
医療と福祉の連携を教育の面でも強化する
というプログラムが実現した。
この分野の草分けである岡山県立大学の保健福祉学部
の創設には本研究科長の高山忠雄先生がかかわられた。
(先生は、日本保健福祉学会の会長でもある)

博士課程の院生には看護学など医療の分野の職業経験
のある方・現役の方が多いので
鹿児島の地で医療と連携をどう進めるか
についての論議が沸くと面白いと思う。
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