日本ソーシャルワーカー協会発行の
雑誌『ソーシャルワーカー』第10号
2007年7月
が届き
その中から
「日本におけるソーシャルワーカーの類型と専門教育の課題」
(長渕晃二。p54-p61)
を紹介します。
筆者は
現在、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校で教鞭をとっておられるが
大学・大学院でソーシャルワークを学び
16年間、福祉現場で働き
12年間、専門教育に従事しているとのこと。
その要点は
社会福祉の現場はさまざまなので
学生のあるいは卒業後の教育・実習は
その段階・レベル・勤務場所などに応じて適切なものに
すべきだ。
という点にあると思います。
特に、卒業直後の段階では
小規模の施設の方が全体像をとらえやすいので
学部学生の実習に適しているとの提言はもっともなことだと思います。
・・・実際には、そのような小規模なところは実習施設には指定されていない。
(分野別の社会福祉教育の吟味は
まえにこのブログで紹介した日本福祉大学のスタッフによってまとめられた
『社会福祉専門職論』(8/24)に詳しい。)
この論文では、
社会福祉専門職が勤務する機関を
第1次機関型(さらに、これを施設型、地域型、広域型に分けている)
第2次機関型(病院、家庭裁判所、学校など)
に類別し、
他方で
ソーシャルワーク業務を
・直接援助技術
・間接援助技術
・ケアワーク(保育、養護、介護など)
・教育、研究
・事務、運転、調理
にわけて、
先の類型別にどのような業務があるのかを
整理している。
勤務経験に応じて、どのように変遷していくのかを
表にしてまとめている(表2-1、表2-2)
私自身は
20年前は、関東一円、そして5年前には北陸(石川県・富山県)
で実習関係の仕事をやって、沢山の実習機関も訪問しました。
現在は、学部のほうは非常勤で基礎科目の講義を分担はしているが
実習には関係していないので現在の詳しいことはわかりません。
ですから、よけいこの論文で現場の状況と教育のギャップが
わかりました。
*この方のホームページには、実践的な情報が沢山掲載されています。
私のホームページの、「社会福祉概論」の「地域福祉」の講義の箇所に
リンクしておきました。
雑誌『ソーシャルワーカー』第10号
2007年7月
が届き
その中から
「日本におけるソーシャルワーカーの類型と専門教育の課題」
(長渕晃二。p54-p61)
を紹介します。
筆者は
現在、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校で教鞭をとっておられるが
大学・大学院でソーシャルワークを学び
16年間、福祉現場で働き
12年間、専門教育に従事しているとのこと。
その要点は
社会福祉の現場はさまざまなので
学生のあるいは卒業後の教育・実習は
その段階・レベル・勤務場所などに応じて適切なものに
すべきだ。
という点にあると思います。
特に、卒業直後の段階では
小規模の施設の方が全体像をとらえやすいので
学部学生の実習に適しているとの提言はもっともなことだと思います。
・・・実際には、そのような小規模なところは実習施設には指定されていない。
(分野別の社会福祉教育の吟味は
まえにこのブログで紹介した日本福祉大学のスタッフによってまとめられた
『社会福祉専門職論』(8/24)に詳しい。)
この論文では、
社会福祉専門職が勤務する機関を
第1次機関型(さらに、これを施設型、地域型、広域型に分けている)
第2次機関型(病院、家庭裁判所、学校など)
に類別し、
他方で
ソーシャルワーク業務を
・直接援助技術
・間接援助技術
・ケアワーク(保育、養護、介護など)
・教育、研究
・事務、運転、調理
にわけて、
先の類型別にどのような業務があるのかを
整理している。
勤務経験に応じて、どのように変遷していくのかを
表にしてまとめている(表2-1、表2-2)
私自身は
20年前は、関東一円、そして5年前には北陸(石川県・富山県)
で実習関係の仕事をやって、沢山の実習機関も訪問しました。
現在は、学部のほうは非常勤で基礎科目の講義を分担はしているが
実習には関係していないので現在の詳しいことはわかりません。
ですから、よけいこの論文で現場の状況と教育のギャップが
わかりました。
*この方のホームページには、実践的な情報が沢山掲載されています。
私のホームページの、「社会福祉概論」の「地域福祉」の講義の箇所に
リンクしておきました。