介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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アメリカのソーシャルワーカーは56万人

2007-11-04 09:28:52 | 地球→ドイツブログ
アメリカ労働省 U.S.Department of Labor
の 労働統計局 Bureau of Labor Statistic
のweb サイトから。

http://www.bls.gov/oco/ocos060.htm
に 10/29 アクセスしたもの。
A4 版で 9ページありますが、そのさわりを紹介します。
政府の統計で、職業別に、その仕事の現況や今後の見通しを
紹介しているのがおもしろいです。
(サイトは、2006年8月に最終更新です)

アメリカのソーシャルワーカーは562、000人。(2004年現在)
分野別には、
・子ども、家庭、学校    27.2万人
・精神保健、薬物依存    11.6
・医療保健、公衆衛生    11.0
・その他           6.4

CSWE Council on Social Work Education
が認定した教育コースは、2004年現在
学士レベル 442コース
修士レベル 168
博士レベル  80

実習は、学士レベルで400時間
    修士レベルで900時間(2年間。パート履修だと4年間)
を要件としている。

資格は各州ごとに決めている。
多くの州では、臨床ソーシャルワーカー Clinical Social Worker
の資格は、2年間、3000時間の実務経験を必要としている。

労働局らしく
今後の雇用見通しとして
ソーシャルワーカーは、2014年までには、他の職業群よりは
早いペースで仕事が増えるとしている。
特に、高齢者関係が増加し、病院関係はあまり伸びない
との展望をその理由とともに示している。

年間収入については、
分野別に見て
2004年5月の段階で、
・子ども、家庭、学校に勤務するソーシャルワーカー 34820ドル(380万円)
・精神保健、薬物依存を専門とするソーシャルワーカー 33920円(373万円)
・医療、公衆衛生分野のソーシャルワーカー 40080ドル(441万円)
となっている。

このうち、
病院勤務 44920ドル(494万円)
介護施設 35680ドル(392万円)
小中学校 44300ドル(487万円)
となっている。(単純に、1ドル=110円で計算した)

ソーシャルワーカーの5人に1人は、労働組合に加入している。

 
 

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