介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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【問42】回答とコメント・・・問題を先にお願いしますね

2008-06-30 15:03:23 | 国家試験
【問42】
は、2008年社会福祉士国家試験〈第20回)
「公的扶助論」の最初の問題です。〈通算番号:「問題21」)

生活保護法には旧法があり、またその前身として救護法がありました。
少し、専門的なようですが、この公的扶助の法制の歴史は、
・第17回〈問題21)
・第19回〈問題22)
にも出題されているので、基礎的なことを押さえておく必要があります。
もっとも、教科書や参考書には、2008年の問題に答えれるだけの詳しい記述をしたものは少ないです。

選択肢の4つを順に見ていきます。
・扶助の種類に関するものが、AとC
・実施体制〈権限)に関するものがBとD

A は正解です。
C 旧生活保護法は、生活、住宅、医療、生業、葬祭の5つだけ規定していました。 
*その後、教育と、助産が加わり7つに、2000年に介護扶助が加わり、現在は8つの扶助が規定されています。

ここまでの検討で、すでに回答が出ましたね。
五択方式では、全部に自信がなくても・・この場合、
・扶助の種類の変遷(過去にもしばしば出題)さえはっきりしていれば
解答できます。

念のため:
B 委員とだけありますが、「方面委員」です。
D 条文まで見ていませんが・・正しい。

というわけで、
正解は 3 でした。

*写真は、
問のときと同じ、「奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG」の6月29日付写真からお借りしています。
〈たくさんの楽しく元気な写真がアップされています)
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