Japan-World Trends 2011.01.22付け記事から。
「・・まとめて言えば
つまり、労働年齢人口が減るからと言って、パニクる必要はないということ。
人口が減るのであれば、無理にGDPを維持する必要はない。ただ老年人口をも養っていけるだけのGDPは維持する必要がある。その規模は計算ができるだろう。望ましい一人当たりGDPを成年人口にかければいいのだ。
つまりGDPの総額を政策の主軸に据える時代はもう終わった、一人あたりのGDPを維持する、あるいは少しずつ増やしていくことを政策の主軸に据えて行くべきではないか?
それは先進国すべてに言えることで、GDPがどうなった、こうなった、おれは偉くなったんだと言って鼻息荒い後発国(日本もついこの間までそうでしたが)の出鼻をすこしくじくにも、それは有効ではないか?」
*河東哲夫氏は、私が在西ドイツ日本大使館時代の同僚です。
モスクワ大学卒、在ロシア日本大使館公使を務めた。奥様はデンマーク人。日本を国際世界の中に位置づけてみることのできる友人です。
*写真は、鹿児島空港。1月14日。
「・・まとめて言えば
つまり、労働年齢人口が減るからと言って、パニクる必要はないということ。
人口が減るのであれば、無理にGDPを維持する必要はない。ただ老年人口をも養っていけるだけのGDPは維持する必要がある。その規模は計算ができるだろう。望ましい一人当たりGDPを成年人口にかければいいのだ。
つまりGDPの総額を政策の主軸に据える時代はもう終わった、一人あたりのGDPを維持する、あるいは少しずつ増やしていくことを政策の主軸に据えて行くべきではないか?
それは先進国すべてに言えることで、GDPがどうなった、こうなった、おれは偉くなったんだと言って鼻息荒い後発国(日本もついこの間までそうでしたが)の出鼻をすこしくじくにも、それは有効ではないか?」
*河東哲夫氏は、私が在西ドイツ日本大使館時代の同僚です。
モスクワ大学卒、在ロシア日本大使館公使を務めた。奥様はデンマーク人。日本を国際世界の中に位置づけてみることのできる友人です。
*写真は、鹿児島空港。1月14日。