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第1970号 筑紫哲也『スローライフ』(2008)を読む:その3 

2008-12-12 08:12:20 | 映画・読書
写真は、シコンノボタン。

徒然なる奄美 12月11日の記事からお借りしました。

筑紫哲也『スローライフ』
①12/08 第1947号
②12/09 第1955号
③12/12 第1970号・・・この記事

ファストフードの時代 pp.29-41

マグドナルドの支店数 日本は、本国(アメリカ)に次いで2番目に多いp.33
(当然のようでもありますが恥ずかしいです)

筑紫さんは、パソコンも携帯も使っていないp.39
「携帯を使わないのは古代人」といっていますが、それでは私も古代人?

X軸に良い・悪い Y軸に早い・遅い という図p.38がでていますが・・
 一度二度読みましたが意味不明です。

この本のサブタイトルに「緩急自在」とありますが
その説明p.40はよく読むと少し変です・・論点がすりかわっている。

ごめんなさい
 どうも筑紫さんは、テレビ時代の人ですね。
 テレビで聞くと、あの風貌というか人柄で「そうだそうだ」と思うのですが
こうして丁寧に読もうとする本ではなかったです。

・・終わりの方を見ても
ずっとこの調子。

とりとめもなく「人生万事ゆっくり」というラインで博識を並べています。
亡くなった方に失礼なのですが・・これだけの人であれば、死後も人の批判・評価をうけることになるのもやむを得ませんね。

最大の矛盾は、
「スローライフ」を掲げたこの人の人生が大変な忙しい日々だったことですね。
(新聞で読んだ)奥様のことば「あのひとは仕事の好きな人でした」を思い出しました。

しつこいようですが
この本を読む時間があれば、「ヘルプマン」(昨日紹介しました)を読んだ方がいいと思います。

 
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2 コメント

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首尾一貫 (genesislife)
2008-12-12 09:12:04
一生において首尾一貫して、ひとつの主張を通す事は不可能ですが、せめて一冊の本の中だけでもという思いでしょうか?

ハリーポッターを蒸し返すようで申し訳ありませんが、あの本の内容はキリスト教的な善悪の付け方はしてないように思えます。逆に魔法使いという反キリスト教的な主人公を大活躍させている内容ですし、むしろ既存の善悪に関する考え方を否定しています。恐らく筑紫さんはあの本を読んでは居られないのではないかと?

 政治経済や国際社会には鋭い洞察力を発揮しながらも流行には疎い所が有ったのは否めません。

 この本のタイトルである『スローライフ』は実は筑紫さんの願望だったのかも知れませんね。
影響力の大きさとは裏腹に (bonn1979)
2008-12-12 10:55:39
genesislife さん
さっそくのコメントありがとうございます。

とくにハリポタについてはよくわかりました。T氏を鵜呑みにするところでした。

T氏については、
昔、テレビを見ていた知人があまり高く評価するので、まとまった評論集のようなものを買ったことがあります。このときも最後まで読みませんでした。

有名になると、たくさんの人が近寄ってきていろんなことを言うけど自分で時間をかけた情報からは離れるものですね。

私まども霞を食べていきているわけで自戒することに越したことはないです。

このブログも店を広げず、ブックマークの人たちの意見をゆっくりお聞きしていくのが良いですね。専門、性格、境遇まるで違いますが、それだけにオヤッと思うことが多いです。

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