介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第2007号 原慶子を読む【その2】

2008-12-22 09:58:01 | 政治社会
写真は、東京赤坂の空。12月20日。

【原慶子を読む】
原慶子氏は、群馬県にある社会福祉法人新生会の理事長です。
12月9日のこのブログの記事(第1956号)で
『福祉コミュニティの礎/自然・いのち・平和・芸術』(ドメス出版、2007)を紹介しました。

321ページの本ですが、全部で12章です。1回で1章を読むのは難しそうです。
「読む」→「まとめる」→「考える」→(時により)「調べる」
という形で、少しずつやってみます。

新生会の活動については、このブログのブックマーク欄なかほど「011」にリンクしていますから参照ください。

【死んだあとも安心】
鹿児島で見聞していることは、
老後に老人ホームで住んでいるとして最後に病気でなくなるときには、行き場がないのがふつうです。身寄りのない場合には、手続き面では成年後見制度ができましたが、その「死んでしまったあとの不安」の大きさが残るのです。

そのことで、まえに見学した群馬県の新生会を思い出しているわけです。
詳しくは
新生会霊廟をご覧ください。

【事業家】
横道へ入ってごめんなさい・・というより、「福祉の思想」は書物や頭の中からひねりだされるものではない
という私の体験から、原慶子氏の著作に入る前に、氏が展開してきた事業のいったんをまずご紹介した次第です。そして、「福祉の思想」を知りたいのは、私が教室で若い世代に語る必要があるといったことではなく、(子どものいない私が)「死んでしまったらどうなるのだろう」という切迫した疑問に答えたいからでもあります。

以下で、吟味していく「原慶子の思想」は、思想家の文献研究というよりは「思想のある事業家原慶子」の考察なのです。

【プロローグは次回から】
冒頭のプロローグは、2006年に書かれたものです。pp.7-13と短いですが重要なエッセイです。

タイトルが
「スピリチュアリティに根ざしたビジョンの確立
副題は「私の福祉実践と思想の歩みから」です。

○ 写真があって、「冬の浅間山」です。

○ 聖書 写真の下には、新約聖書 聖マタイによる福音書 11章28~29節

○ 引用 冒頭のページをめくった最初には、サン・テグジュペリの言葉が引用されています。
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