浜六郎『認知症にさせられる!』(幻冬舎新書)を買いました。
義母92歳(要介護度3)は認知症が進んでいますが、他の病気の薬も飲んでいるので、ハンドブック的な意味で買いました。
この本のいっていることは唯一つ、
患者も薬のことをよく調べる必要がある時代になっている
ということですね。
個別の医薬品については、科学的な評価を巡って結論が定まっておらず、著者の時として断定的な物言いに反発するむきもあるようですが、私はこの先生のスタンスを信用しています。
本書は、やさしい認知症の解説書ともなっています。
著者が行っている活動のサイト:
医薬ビジランスセンター
リンクが充実しています。
その一部:
ISDB
Arzneimittelbrief(ドイツ)
Health Action International(HAI)
Therapeutic Guideline Ltd (Australia)
Public Citizen Health Research Group
薬害オンブズパースン
全国薬害被害者団体連絡協議会
陣痛促進剤による被害を考える会
医療情報の公開・開示を求める市民の会
新薬学研究者技術者集団
薬害タミフル脳症被害者の会
義母92歳(要介護度3)は認知症が進んでいますが、他の病気の薬も飲んでいるので、ハンドブック的な意味で買いました。
この本のいっていることは唯一つ、
患者も薬のことをよく調べる必要がある時代になっている
ということですね。
個別の医薬品については、科学的な評価を巡って結論が定まっておらず、著者の時として断定的な物言いに反発するむきもあるようですが、私はこの先生のスタンスを信用しています。
本書は、やさしい認知症の解説書ともなっています。
著者が行っている活動のサイト:
医薬ビジランスセンター
リンクが充実しています。
その一部:
ISDB
Arzneimittelbrief(ドイツ)
Health Action International(HAI)
Therapeutic Guideline Ltd (Australia)
Public Citizen Health Research Group
薬害オンブズパースン
全国薬害被害者団体連絡協議会
陣痛促進剤による被害を考える会
医療情報の公開・開示を求める市民の会
新薬学研究者技術者集団
薬害タミフル脳症被害者の会
遅読の私は、まだ『41歳からの哲学』をぼちぼち読んでおります。
また興味深い本を教えてくださり、ありがとうございます。
結婚前はよく本屋さんに行って、思いがけない「出会い」を
楽しんでいましたが、今は電車に乗らないと大きな本屋に
行けない環境でして、こうして紹介していただけると
求めやすくなりますね。
池田晶子さんの「死生観」と私は似ているところがあり、
興味深く読んでいます。
物忘れや、
家族や支援者側が「よくわからない」
症状にであうと、
すぐに「認知症だ」と思ってしまうことです。
そして、「しかたがない」と。
これでは、昔は「年だから」と
いっていたのと同じだと思います。
また、仮に「認知症かもしれない」と
医療機関に受診して、
「認知症ですね」と診断を受けることで、
安心してしまい、
それで終わってしまっていることも
多いのではないかと思います。
認知症について、
その症状や薬への反応が一番よくわかるのが
家族であり、
支援者だと思います。
診断はもちろん大事です。
しかし、診断をうけたあと、どう係わるのか。
それが、もっと大事な事と思います。
コメントありがとうございます。
池田さんの本は
読み終えたのではなく
気になったところを
拾い読みです。
この認知症の本は
マニュアルのようなものなので
薬の本を置いてあるコーナー
におきました。
この記事を書くために
要点は読みました。
私の読書は
こうしていろんな本を
並行して読みます。
ブログに紹介するほどではないものもあり
何回かで連載で紹介したものもあります。
コメントありがとうございました。
昔と違い
情報量も増えましたが
本人や家族も自分の問題として
まなぶべき時代になりましたね。
話がそれますが
父は胃癌でなくなったのですが
当時は本人には告知はせず「潰瘍」といった説明でした。
ところが薬の名前を知り
自分ではガンの末期と悟っていたふしがありますね。
父は薬剤師でした。
癌の告知をどうするか、で議論になっていました。
告知しないことが普通だったため、
告知することで、そのあと、どのように対応するかなど、
いろいろな議論がありました。
月日が流れて、今、
癌の告知は、あまり大きなためらいもなく
行われることが多くなりました。
そのため、心を痛めている患者さんが
多くいるように思います。
そして、告知については、
認知症についても、同じだと思います。
認知症の人は何もわからなくなるのではなく、
物事を忘れることを自覚しながら、
その不安と戦いながら、
周囲の人達と、
今までとかわらない日常生活を強いられています。
診断と病名を知ることは、
もちろん、人としての権利ですが、
知らないことを選択できることも、
また、権利だと思います。
ありがとうございます。
たしかに
「そっとしておく」ことには
心配りもルールもいりますね。
これから
ますます増える問題のわりには
一般の方の生活レベルでの智恵
には達していないようです。
PS 今日は
幾つか学内の雑用のために学校にきています。