小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

民主党

2009-11-30 00:11:52 | Weblog
民主党はどうせダメである。いつまで持つかの問題である。そもそも高速道路の無料化というバガげた事をやめるべきた。野党にいた時は無責任だから、自民党の批判しているだけでよかった。自民党のする事は、たとえ妥当な事でも、小さなアラを探して、全部、批判していればよかった。そして選挙に勝つために国民うけするマニフェストを高らかに宣伝していればよかった。見かけのイメージがよくなるからである。しかし、そのマニフェストは与党になった場合の現実を見据えて、熟考して作ったマニフェストではない。高校の無料化などもやるつもりらしいが、金を湯水のように使って国民の生活を豊かにしようと見せかけるのはいいが、その金は一体、誰が出し、財源をどこから持ってくるのか。まず日本がかかえている846兆円もの莫大な借金をどうするというのか。国債でまかなうというのか。これ以上国債を乱発するというのか。まず政府がやらなければならない事は財政再建である。これ以上、日本の借金を増やしてしまったら、一体どうするというのだ。若者や将来につけをまわすというのか。無責任な立場で作ったマニフェストを守るということに、とらわれているから有言実行でマニフェストで言った事は実行しなくては、国民の信頼を失うという不安からマニフェストにしがみついているが、これは堂々と選挙前の公約を破っていいと思う。政治家なんて所詮、偽善者であることは誰でも知っている。国民もそれはわかっている。国民が期待したのは、利権の構造の自民党に嫌気がさして、民主党に一縷の望みをかけたのに過ぎない。だから与党になった今、利権政治でない政治、あるいは利権の少ない政治をやってくれれば、それでいいのである。政権公約、マニフェストなど完全に無視してかまわない。政権とったんだから堂々と、今、本当にやるべきだと思うことをやればいい。国民の支持率や党のイメージが下がることなどにビクビク怯えるべきではない。それは政権を確実に長期に維持したいという党の利益である。国民の利益を優先させて考えて欲しい。それにしても鳩山は頼りない。あれが日本の首相か、と疑いたくなる。安部もそうだった。総理大臣はクソ度胸がなければダメである。菅か岡田や小沢なら、度胸はある。しかし民主党には小沢という陰の大物がいる。さてはて、どうなることやら。

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