いよいよ今週の水曜25日にサガン鳥栖戦、土曜29日に鹿島アントラーズ戦を迎える。
サガンはAway、アントラーズはHome日産スタジアムだ。
九州まで遠征して、中3日でホームというスケジュール。
Awaw、Awayでないところは救い。
マリノスは8月の厳しい日程を4勝1引き分けで消化してきた。
最後の2試合、強敵を倒して6勝したい。
今のマリノスは強いと私は断言できる。
選手全員が戦術を共有し、試合中に状況を修正できる力があると思う。
フロンターレが強い理由の一つに、相手の出方を試合中に分析して対応できることだと思う。
トリニータ、ベガルタ、両チームとも前者はマリノス対策、後者は自分たちの長所を最大限に活かす戦術を取ってきたが、結果はマリノスのぶれない戦術で勝ちにつなげた。
前回の記事で、鳥栖と鹿島戦が一つの山場と書いた。
プレスを執拗にかけ続け、展開力もある鳥栖。
相手の弱点を冷静に分析して潰し、ここぞという時にカウンターで仕留める鹿島。
試合中ずっとボールを維持することは当然不可能。
押し込まれる場面も多々ある。
でも今のマリノスは、守備の場面と見られる時でも、素早く攻撃につなげていく。
いわゆる攻守の切り替えが早いと言われることだと思う。
一歩、二歩進めて言えば、攻撃しながら不利になった状況でもすぐ対応していく。
攻撃されても、果敢なプレスをして攻撃に繋げられる。
鳥栖も鹿島も強い。どちらもプライドをかけて襲いかかってくる。
何が起こるかわからないのもサッカー。
ディフレクションで失点するケースだって多々ある。
もちろん、先取点を取られてしまうことも充分あり得る。
言い尽くされたことだけど、最後はどちらが勝ちたいという意識が強かったか、
私は、そこが最後には効いてくると思う。
マリノスは強い。だけど相手ももちろん必死。
それでも最後は勝つ。勝つために悔いのない試合をして欲しい。
最後は、メンタル。
全員が最終目標に向かう気持ちを持っているマリノスなら、
絶対に諦めないメンタルを持っている。