伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

黒部ダム

2009-08-07 09:31:55 | Weblog

昨日は、黒部ダムに行ってきました。
離れて暮らす親兄弟が、夏休みを利用して黒部ダムを見たい
と言うので、私の車で行く事に成りました。
この日が縁者により偶然選ばれた背景を感じていました。

色々な行き方を検討した結果、高齢者がいる為に長野県の
大町に在る
関電トンネルを利用する方法を選択し、黒部ダムに
通じる専用の電気バスの乗降駅まで車で行きました。 
駐車場は既に満車で、バス駅から離れた駐車場に誘導され
ました。係員が沢山居られて、高齢者が居る事を告げますと、
無線で連絡を取り、駅前の有料駐車場を空けてくれました。
駅の係員の方々は、とても丁寧で親切で、良く管理されている
のが分かりました。
ここは、関西電力の研修道場の様な感じがしました。
大掛かりな施設を備えた「電力基地」の様相です。

電気バスに乗車している時間は15分間程でした。
4台ほどのトローリーバスが一緒に縦に並んで進行します。
トンネル途中に在る多くの死者を出した80mほどの破砕帯
(はさいたい:石が細かく脆弱であり、水流を含む地層)を通過
した時は、感慨深いものを感じました。
全体で171名もの殉職者を出す工事は、人道的な労災の
観点から、現代では難しいかも知れません。
バスを降りてから歩くトンネル通路には、ダム建設の歴史の
写真が展示されています。
その写真の中でも、現場への登山道を最初に付ける為に、
断崖絶壁の高所で、数本の橋場丸太を固定する作業の写真
には絶句しました。軽装で垂直に切り立つ岩場に佇む姿は、
人間業ではありません。昔の人の偉業を思い偲びました。

ダムに立った時、両側から迫る3000m級の中部山岳地帯の
山並みに圧倒されました。
国土の意思を、自宅に居る時よりも明瞭に感じます。
意外にも、都会に住む人々が病み出している事を感じていま
した。 世の中には、心の不幸な方が増えています。
5%運動により国民を立て直す任務を、国魂より任される感応
を持ちました。
ダムを去ろうとして最後に渓谷を覗き込んだ時、川沿いを歩く
昔の「山の民」の姿を幻視しました。
とても薄着な姿で小雪の中を歩く姿でした。
おそらく、ダム工事が始まるまでは、黒部峡谷は彼らの聖地
だったのでしょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。

コメント (494)
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