人間は、運の悪い事が有りますと、他の物事の責任にして、自分自身が持つ問題を考えないものです。
不幸の原因も自分は悪くないと思い込み、他の存在（他人や先祖や霊など）の原因にして安心しているのです。原因の解決を、自分以外の外側ばかりに求めています。これは自己保存の為の、間違った動物的な本能だと言えます。
「とにかく自分を見つめる事をしません。」
だから解決の手段は、まったく問題とは関係の無い外部の物に求めがちです。
それは他人先生であったり、見えない神様商品であったり、解決の手段を外側に求めます。
「まったく自分の事を振り返りはしません。」
この様な間違った幼い動物的な習性（責任転嫁）が増長しますと、すべては決められた運命だと思い込めば楽に思える錯覚をします。
これらの人に共通するのは、「努力する」と言う言葉を痛く感じて、嫌いな事です。
とにかく自分の責任では無いと言う、言い訳を求めて迷走（瞑想）するのが好きなのです。
不幸でさえも、運命を決めた神の責任にして、自分たちは悪くないとしておきたいのです。
しかし、本当の神は、人間の運命を超えた存在です。個人の運命などには干渉しないのです。そもそも運命などありません。
では、神様は黙って、人間の不幸を高見の見物をしているだけなのか？。。。。違います。
あなたと一緒に不幸をも味わっているのです。（ガ～～ン）
みんな外側ばかりを見ようとするから、神様が見えないだけなのです。
私たちは神様と共に生きていますから、努力次第でいくらでも人生は改善できるのです。運命は、努力で必ず変わります。
自分と縁ある故人も、その方がどんな死に方をしようが、感謝の供養と言う「生きる人間」からの「思いやり」の努力により、楽な状態にする事が出来ます。亡くなっても自分の抱えた幻想に縛られている魂が多いのです。
私も努力なんて嫌いです。何もしないで楽しく暮らしたいものです。
しかし、人間は悲しい事に、どんなに楽な暮らしをしても満足は無いのです。それが必ず消えて失くなる物事（幻）だと本能（内在神）が知っているからです。
どんなに夢を叶えても、アル事に気づかない限り、心の虚しさは消えません。
それは、善悪共にどんな自分自身であっても、自分が「多くの存在に生かされている」「自分の心に神様が居る」と言う事に気づかない限りは、深い安心には至らないのです。
自分が弱くて消えそうな人間でも良いのです。その苦しい中を、何とか心の神様と共に頑張ろうとする体験を、神様は望んでいるのです。
苦しい状態の人ほど、正しく自分の心と向きあえば、神様に出会える可能性が有ります。
運命と言う幻想に責任転換をして逃げている人ほど、神様は隠れてしまっています。
私たちも何時かは、この世を去るのです。どうせ倒れるならば、前向きに倒れましょう。
私は座ったまま、喜々としてパソコンを見つめながら今回は去るかも知れません。
大昔に拝火教の教祖をしていた時は、胸に短剣を突き刺されたまま、目を開けて微笑みながら去った事もありました。
最後まで努力をしながら生き切れば、それで良いのです。神様の恩寵が必ず待っています。
真の意味では、幸も不幸も在りません。現状の中で自分が出来る事をしたのか？しなかったのか？だけが、悔いを残すのです。
明るく頑張りましょう。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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