輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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RAUL MIDON / STATE OF MIND

2005-11-05 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
このラウール・ミドンとダニエル・ポーターそれにジェイムス・ブラントはネットでも検索が多い部類のアーティストだろう(もちろん注目度が高いということで)。ラウールに関しては、デビューしてからも「ちょっとキザイヤ・ジョーンズに似てる」とかで注目だったけど、先日行われたショーケースでは度肝を抜かれた人も多かったようだ。
 もちろん盲目でのあのキザイヤばりのパーカッシヴなギター奏法もさることながら、何と言っても音楽性の広さに加え抜群のメロディ・メーカー具合が評価されて評価はうなぎのぼりです。
 アルバムの方はスパニッシュあり、レゲエあり、ロックあり、ジャズありでバラエティに富んでいます。アルバムは後半の方が個人的にはお奨めです。
 実は私自身PVを見るまでは知らなかったのですが、よくジャズ・アーティストがギターとヴォーカルを1人でユニゾンでハモるのがありますよね。そうですね、ジョージ・ベンソンなんかが好んでやるやつ。(あれはあれで口とギターが全く同じメロディをハモるので凄いんですが・・・)ラウールのアルバムではトランペットとギターでハモるところがあって、「なるほどね」程度だったんですが、実際にPVを見ると、トランペットと思ってたのはラウールの口トランペットでした。しかも、その口元は管楽器をやったことのある人なら分ると思いますが、マウスピースを吹く時のあの唇型で演ってます!!(ツバ飛びまくり!)
 FMでも、またまたよく取り上げられていて、スティーヴィー・ワンダーが絶賛しているだけって曲内容は申し分無しです。もちろん競演曲も素晴らしい。今年、最高の才能に出会ったと言っても過言では無いかも・・・!!(GOODMAN)