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MADONNA / CONFESSIONS ON A DANCE FLOOR

2005-11-17 | Dance、EDM、 DISCO,Club, House/DJ
「ノー・メッセージ」がコンセプトだなんて!!!とんでも無い!これは現代の音楽シーンへの挑戦状ダ!

マドンナ2年振り11作目のオリジナル・アルバムがいよいよ発売になりました!一聴して分かると思いますが、今巷でかかりまくってるようなR&Bやヒップ・ホップの要素が一切見当たらないですね!これをどうして「ノー・メッセージ」と言えるのでしょう?完全にこれはブラック・ジョークの域に達していますね。しかも全曲ダンス・ナンバーばかり・・・。(バラードを1曲期待されていた方ゴメンなさい。)

 この全12曲には一体何が隠されているのか?
①アバの「ギミ・ギミ・ギミ」のサンプリング曲=完全に70年代ダンス音楽へのオマージュそしてリスペクト。
②心の回路が「ズキン」とした人も多いはず・・・ユーロ・サウンド。
③80年代、代表的サウンド。
④テクノよ、もう一度。
⑤まるでサブリミナル効果いや、ミニマルなトランス・・・。
⑥トゥルーブルー的なイントロと60年代POPのトレース。
⑦トリップ・ポップ的な・・・。
⑧アンニュイなテクノPOP。
⑨エレクトロ・ポップ+アバ乗り。
⑩中近東ポップ・ダンスでエスニック。
⑪アイドルPOPSへの挑戦か?皮肉か?
⑫後半のプログレPOPに感激!・・・以上、私見でございますが!

いやはや徹底的に黒さやヒップさを完全に拭い去ったダンサブルな内容に皆さんはどのような印象をお持ちですか?僕にはどうも「天上天下唯我独尊」と言い切っているマドンナが見えますが・・・いかがでしょう?!どこまでもつややかで爽快なダンス・チューンは再びダンス音楽の再来を告げているようで頼もしいですね。プロデュースに自身とスチュワート・プライスがあたっています。

追記:中ジャケのマドンナは・・・これはまるでストリッパー???ダンス・フロアで何を懺悔するのじゃろう?そういえばかってブロンディが何歳になってもステージで怪しげな色気を発散していたことを思い出すではないですか!マドンナはあんなに激しく踊っても前歯の差し歯は抜けないのですかね?(余談)