詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

悲しみを越えて

2011-04-05 08:31:33 | Weblog
開封された手紙に桜の季節が織り込まれていて風に匂う


露に濡れた御影石が一晩に蝸牛のように動く海辺の街


朝日の当たる家で文鳥がお喋りを続けて水温む窓辺
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする