虫すだく 声
どこまでも聖なる闇
窓を開け放ち
海風の中へ
まるで水中にいるような
重たるい湿気
夕食後
ベッドに横たわり
耳を澄ます
風が木々を揺らす音に
心をまとめ
即興の詩文など一つ
こうして日々は過ぎ
確実に我が晩年も
速度を早めて過ぎて行く
君よ!
この世に何を残そうか?
どこまでも聖なる闇
窓を開け放ち
海風の中へ
まるで水中にいるような
重たるい湿気
夕食後
ベッドに横たわり
耳を澄ます
風が木々を揺らす音に
心をまとめ
即興の詩文など一つ
こうして日々は過ぎ
確実に我が晩年も
速度を早めて過ぎて行く
君よ!
この世に何を残そうか?