詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

迷宮詩人

2007-10-19 22:09:38 | Weblog
その道を行くのだ!

巨大なスフィンクス
詩人達の間を抜けて

理性と情熱
我らの持ちうる 全て
詩人の謎に答えつつ
渾身の一打は この胸にあり
遊撃しつつ 通過してゆけ

ランボーの『毒麦』に痺れたか
オーディンのやさしい諭しに
俺は現代人の装いを持てるか

君の好きな詩人に挽歌を
そして詩人を食ってしまえ
その文も身も

大きくなれ
人々より

謳え 謳え
空は輝き 海は光
空気は透明だ

書き抜け 自身のペンで
大きく 大きく
時は待たぬから
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まわるい場所

2007-10-19 12:15:51 | Weblog
そして いつか
魂が おさまる場所
魂と肉体が完全に同期して
なに 過不足ない 満ち足りた
まわるい場所へと

全て 全ての 人々が
人生を楽しみ
取りたいだけの 汗を流し

満ち足りた 家へ帰れば
私は王侯 あなたは王妃

そんな夜は
いつも 楽曲が絶えず
香など くゆらし
素朴な食事の後
フルーツなどつまみ
読書にいそしむ

二人 鎮座して
時々 微笑とともに
視線を合わせ
口づける

魂の帰るべき
まわるい場所

我らが マイホーム

ああ 東の空から
日の出が見え
月の出も 遠く 淡く
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明・暗

2007-10-17 20:47:04 | Weblog
東に開かれた 窓があった
ソファーにもたれて
書物に目を落としていた

部屋を採光された 光が
うねり 本を照らす

読み継ぐ事に 少し疲れ
目を空へと あげる

陽光は石をも貫き 
大地を蹴る
常緑樹のほてり
クモは密かに糸を吐き
銀糸は幾何学に織られている

陽光は なお 語るように
その強弱を波状的に生き
部屋は呼応する 光の乱舞
光と闇が交錯する

読み止しの本は 
活字が輝くそして暗く消え行く
明と暗が争う
小さな部屋

今 天空では
日輪と雲が
ダイナミックに照応して

二者が踊っていて
雲が日輪に会話し
光が闇が増減する

この 空にも この地にも

東に開いた 
小さな部屋でも
明るみと暗さは
渦巻いている
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給油スルのシネエのジエー隊

2007-10-17 16:54:37 | Weblog
銃もぶっ放せず。
味噌っかすの後方支援。
給油スルのシネエのジエー隊!・・???・・
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補給しょうは夢見るのか

2007-10-14 20:25:09 | Weblog
いつ果てるとも知れぬ 有刺鉄線
歩哨は立つ
何を見つめ

補給しょう 
サイロの上の刈り込まれた 芝は緑だった
その 小高い岡 
盛り土のいかめしい こぶ
サイロに開口部があって
時たま 人と兵器が出入りした

分厚いコンクリートの構造で
墳墓のごとき 土盛り 
芝生が表面を飾り

そして 私は立つのだ
緑に包まれた サイロの上
祈るのだ

この絶対悪 兵器という 物質のため
この地・水・火・風のため

殺人と破壊のためのみに作られた 兵器は
悪夢を眠っているのか

黒光りする銃口に 口づけし いだき
溶鉱炉に投げ入れられ
再生の儀式を行う 夢を
夢見させた

銃は整然と並び
まるで墓標のようだ
銃よ 君を使用した 結果だ

サイロよ 君にはたむけの花と
立ちのぼる焼香の煙が足らぬ

補給しょう おまえは巨大な墳墓

静かに眠れ
輪廻転生の夢を織りつつ
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都市

2007-10-13 10:25:47 | Weblog
都市は
石と風のコントラスト

開けきった 窓から
円形の空のしりぞき

視線は永遠を求め
白い雲を追う

近くに目を落とせば
中層住宅・オフィスビル
ガラスが日に輝き
祝祭の乱反射

雲はビルの側面に 映りこむ
何も発しない無機質が
華やいで
ガラスに白い雲が映り

私は 立ち止まり 眺める
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歌は変わらず 私は ここに

2007-10-12 15:33:31 | Weblog
歌は変わらず
私は ここに

歌は変わらず
そして 私は ここ

午後の日を 浴びきって
街を そぞろに歩き
ふと 立ち寄る喫茶

有線から 流れる
なつかしい 洋楽ポップ

齢 重ね 重ねても
歌は変わらず
あの日々は 蘇える

心 若く

歌は変わらず
私は ここに 
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夢のブロガー

2007-10-10 19:49:50 | Weblog
天気図を六時五十二分に見て

今日を定めてる
諸天に感謝の目配せを
東向きの窓から

空を見上げてなら
一日は 地球の自転に同期している

沈香をくゆらせて
勤行・唱題が体を目覚めさす

イチゴジャムをたっぷりのせた
トーストにかぶりつき
パソコンのスイッチを入れる


夢・・・
この部屋で
夢にまた夢のブロガー
この部屋で

五体を軽く動かして
音楽から感情を供給されて
さあ 空想の記憶を揺り動かして
今日もまたブログが更新される

言葉は本当に血を流す事もある

言葉のせめぎ合いに
波は 砕ける 風は・・・

透明なうしおは
今 確かに この部屋に満ちていて
遠い 潮騒が聞こえる

こんなにも 明るい場所で
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朝に空を見上げて

2007-10-10 07:50:22 | Weblog
空がこんなにも 開けて
甘い曇天が ひっそりと退くと

天空から秋の雲が垣間見え
私は視線もろとも 空へ 飛び込んでいる

空中を滑空する 夢
この秋空のなみなみとした 胸

陽光の物語が
地上に降り注いで
陽光の柱に戯れて 飛んでいる 私

眼の輝きと
物語を聞く 耳と
微笑をたたえた 唇と

朝に空を見上げて
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精神の自由

2007-10-09 08:34:13 | Weblog
我々は 自由の意志から
朝 六時半に目覚め
日常をこなす 事と決めた

契約書類に 判を押す
社会に向かって 己の力を放出する

高層ビルも サンダルも 今日の新聞も
そんな意志から そこに 在る

巨大な蟻塚を築いている 人間存在
愛や慈悲の発露のために
規律にルールに法則に基づき
物質を益々コントロールしたなら

午後五時に精神は
自由の翼で飛翔する

善と悪が問われるのは 
そんな時
なにしろ兵器以外
悪なる物質はこの世にないのだから

善も悪も精神の問題
悪なる情報を流した奴らの業を思う

活字でインターネットで
寝転んだまま
そのワンクリックで
悪を為す奴らのカルマ(行為)を思うよ
デマ 包まれた虚報 ワンクリックが

人々にどんな影響を与えたの
原因と結果は
悪しき種を蒔けば
刈り取りは

宇宙の理法は
あからさまに明快だ

君の死相をおもい
ペンを置く
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また 一つ 秋は深まる

2007-10-05 09:51:09 | Weblog
また一つ 秋が深まった
日々 透明な大気が 澄んで

また 今日の思い出は彼方へ
遠く 降り積もるのですね

桜の葉は 紅葉しているのでしょうか
あの 岡へ 登らなくては
人気のない
古びた 草いきれを通って

小道は隠者の指し示す
静かな 場所
この小さな道は二十世紀を
野辺送りした 道

石仏が密かに佇む
あなたと私の 秘密の山道

この 岡に 登らなければ
極彩色の秋は 見られない
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官僚はブロイラー・・!!?・・

2007-10-05 07:47:03 | Weblog
カスミガセキ鶏舎に
血税を喰うブロイラー何万羽??
時が来ると・・・
フライドチキンにされ、国民に喰われる!!・・??
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来光を祈る

2007-10-02 09:03:49 | Weblog
偉大な 来光を祈る
密かな 朝焼け
夜たちの気息が
静かな 朝焼けに 消える

黙したまま 祈る

日輪の再生
精緻な 軌道の再現
来臨の風
小鳥はさえずり

長き不在の今日

黙したまま
天馬の息吹を感じる

子午線を始めて
北緯 南緯
東経 西経
そして 微分される
六十二億のそれぞれの
夜明けがある

何物にも変えがたき
生命が ひっそりと 生きて
各々 
その人生をまっとうする

来光の朝に
黙したまま
祈る

私が いる

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冥王星の発見と創価学会の出現

2007-10-01 17:39:38 | Weblog
占星学では 惑星の発見が
人類に与える影響を考えている

発見があって はじめて それは存在する
発見直後の社会的出来事が 織り込まれ
その惑星の属性が割り当てられる
統計と確率をかんがみ
占星学は学として成立している

最近10番目に発見された惑星は
ギリシャ神話のいさかいの神エリスから
とられ 名づけられた
たぶん9・11が影響しているのだろう

さて ハルマゲドンたる
第一次 第二次 両大戦のはざま
冥王星は1930年3月 発見され
禍禍しい属性が与えられた
全か無か・激烈・プルトニウム・熾烈
ジェノサイド・不可避の業(カルマ)などなど・・・

パンドラの箱が開いたようなありさまが
第一次 第二次大戦なら
その箱の底に 重いため眠っていたのは
『希望』だった

その『希望』こそ
1930年11月に結成された
創価教育学会 今の創価学会の前身だ

この組織も前記のような属性に支配されている

世界の恒久平和と個々人の幸福を
熾烈・激烈・不可避のカルマとして
この地球上の悪を
原子爆弾の炸裂のごとき勢いで滅し去り

人類平和の地球文明を確立するだろう

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