晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

【滋賀県歴史探訪】 土安神社(てやすじんじゃ)

2012年07月08日 | 滋賀県歴史探訪ブロガー
妓王寺の続き。


てやすじんじゃ
土安神社


所在地:滋賀県野洲市中北



土安(てやす)神社は
祇王井川開拓の神・童子命
開拓工事奉行の瀬尾兼康命の二神を祀る神社です。



参拝。(-人-)

 
↑クリックで拡大↑
土安神社の起源が記されています。

この故事にちなんで、上流を祇王井川、
下流を童子川<西祇王井川>を呼ぶのだとか。



↑クリックで拡大

「平家妓王の里めぐり」周辺案内図



土安神社の道路を挟んで向かい側に
竹が繁ったこんもりとした小山が見えます。

この竹やぶがあるあたりが永原御殿跡だそうです。
現在、石垣が残っているようですよ。





仏性寺へ続く


 <滋賀県歴史探訪記 INDEXに戻る




blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【滋賀県歴史探訪】 妓王寺~妓王に感謝して村人が建立~

2012年07月08日 | 滋賀県歴史探訪ブロガー
妓王屋敷跡の続き。


ぎおうじ
妓王寺


所在地:滋賀県野洲市中北90


妓王は水不足で苦しむ故郷の村人を救った
偉大なる女性として崇敬されています。



宝池山(ほうちざん)妓王寺(ぎおうじ)


阿弥陀如来坐像。

仏像の左側に妓王と妓女の木像、
右側に二人の母である刀自と仏御前の木像が
それぞれ厨子の中に安置されています。

※木像は、通常非公開。



室内の様子。
非公開の木像の写真などが飾られています。



妓王と平清盛に扮した方々が
案内してくださいました。


お土産にいかがでしょう。
妓王寺ストラップ/ぎおうせんべい/妓王寺御守



↑クリックで拡大。



庭に妓王と妓女の供養塔があります。


境内には紫陽花の花が咲いていました♪




■祇王井川(ぎおういがわ)

ある時、平清盛が妓王に
「何か望みはないか?」
と聞いたところ、

妓王は
「生まれ故郷の江部荘(えべのしょう)の村人が田畑への水不足で苦しんでいます。
 どうか水路を引いてください。」
と願い出ました。

その願いが受けいれられ、開かれた用水路が「祇王井川」であるのだそうです。




*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*

 妓王寺の拝観について

  大河ドラマ「平清盛」放映のため、
  2012年11月30日までは毎日予約なしで見学できるそうです。  

  時間: 9:00~16:30
  料金: 1人 200円程度(志納)
  
 ※通常は予約が必要です。

 ※詳しくは『野洲市観光物産協会』のサイトをどうぞ。

*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
 



土安神社へ続く


 <滋賀県歴史探訪記 INDEXに戻る





blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【滋賀県歴史探訪】 妓王屋敷跡

2012年07月08日 | 滋賀県歴史探訪ブロガー
永原御殿門の続き。


ぎおうやしきあと
妓王屋敷跡


所在地:滋賀県野洲市中北


平清盛から寵愛を受けた白拍子の妓王<祇王>
彼女は野洲で生まれました。


屋敷跡入り口


田園風景が広がる一画の
林の中に屋敷跡があります。
※写真右側にある石碑が「妓王碑」です。


「妓王碑」
妓王や妓王寺、祇王井の来歴などが記されています。


敷地内にはお地蔵様がいらっしゃいました。(-人-)



↑クリックで拡大。



■妓王・妓女(ぎおう・ぎじょ)について

祇王・祇女とも記されます。
『平家物語』では「とぢ」という白拍子の娘で、
都で評判の白拍子の名手として登場。

姉の妓王が平清盛に寵愛されたことで
妹の妓女や母の「とぢ」も富み栄えていました。

やがて、清盛の寵愛は白拍子の仏御前へと移ったことで
母「とぢ」、妓王・妓女ともに出家。

嵯峨の奥の山里に粗末な庵を作って
念仏を唱える日々を過ごしてのち
みな往生を遂げたと伝わります。



イメージイラスト




妓王寺へ続く


 <滋賀県歴史探訪記 INDEXに戻る




blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする