晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

【日常】京都・宇治へ行ってきました♪

2014年12月02日 | 日記
私のささやかな日常。

11月28日~30日まで
京都と宇治へ行ってきました。



11月28日(金)
・虎屋茶寮で「亥の子餅」をいただく。
・しまだいギャラリーで「京ことば源氏物語」夕顔の巻 公演。


11月29日(土)
・紫野斎院跡 櫟谷七野神社
・北野天満宮
・「まいまい京都」@嵯峨をあるく
・清凉寺
・時雨殿で「百人一首」講座(伊勢大輔・清少納言)
・時雨殿で平安初期の女官朝服体験


11月30日(日)
・三室戸寺
・宇治市源氏物語ミュージアム
・宇治上神社
・宇治神社




今回の京都・宇治旅行については
今月中旬以降(?)から
少しずつブログに書いていく予定です。

しばらくお待ちくださいね。(*^^*)


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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『源氏物語』<玉鬘>より歳暮の衣配りの衣裳

2014年12月02日 | 京都・風俗博物館
 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

『紫式部日記』より「一条帝による土御門第行幸」その3 に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


寝殿西廂にて、
『源氏物語』<玉鬘>より
「歳暮の衣配りの衣裳をまとった登場人物紹介」
展示されていました。






源氏35歳の年の暮れ、
その年の秋に落成した六條院において
それぞれの御殿に住まわせている女君たちにふさわしい
正月用の装束を紫の上とともにととのえる場面があります。

源氏自らが女君たちの年齢や容貌・性格に
ふさわしい装束をととのえたものを
今回は一堂に見学することができました。








では、女君を一人ずつ見ていきましょう。



 花散里


袿(うちき)姿。

 “浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど
  にほひやかならぬに、いと濃き掻練具して夏の御方に・・・




 紫の上


小袿(こうちき)姿。

 “紅梅のいと紋浮きたる葡萄染めの御小袿、
  今様(いまよう)色のいとすぐれたるとはかの御料・・・





 明石の姫君


細長(ほそなが)姿。

 “桜の細長に、艶やかなる掻練とり添えては姫君の御料なり・・・





 明石の御方


小袿姿。

 “梅の折枝、蝶、鳥、飛びちかひ、唐めいたる白き小袿に
  濃きが艶やかなる重ねて・・・





 末摘花


袿姿。

 “柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば・・・





 玉鬘


細長姿

 “曇りなく赤きに、山吹の花の細長は・・・




 空蝉


袿姿。

 “青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、
  御料にある梔子の御衣、聴色(ゆるしいろ)なる添へたまひて・・・









明石の姫君を中心に
明石の御方と紫の上が向き合うような
展示の様子が微笑ましかったです。






 『源氏物語』<若菜上>より「明石の姫君の出産」へ続きます。






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