私が田舎の町に住み始めた頃は、かく家にはバイクが1台でも有れば良いと言う、レベルの生活状態であった。
バイクも中古品で、新車のバイクなんか、滅多に見かける事はなかった。
我が家が出来た頃は、外国人の建てた家も数件という状態であった。
貧しい田舎町では教育を受けてない娘が、手っ取り早く金を稼ぐのは、風俗で働き親に送金すると事である。
運良く外国人と結婚出来て、親元で立派な家を建てる事である。
私が田舎に住み始めてから、暫くしてファラン(白人)の家が次々と建ち始めた。
新しい家が建ち始めると、殆どがファランの関係する家であった。
私が田舎町を離れるときは、50件近くに達していたと思う。
プール付きの家も数件確認できた、
この田舎町は近辺で外国人が多く住む町となっていた。
だが私が町を離れる頃には、中華系のタイ人の経営する店が大きな家と店を建て始めた。
外国人とマンゴ農園が多く出来、建材や農機具などの購買で商店が儲かったのである。
そのおかげで昔は大学に通う子供は殆ど居なかったが、大学に通う子供も多く、
悪くても高校を卒業している。
都会に出る子も風俗に働く子は殆ど居なくなり、風俗店もミャンマーやカンボジア
などの外国人が見られ、このごろは警察に摘発された記事を多く見られる。