青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

不便さにも益がある(Benefit of inconvenience)

2019-10-27 05:08:24 | コラム



       台風19号その後の豪雨災害被害者に心よりお見舞い申し上げます


 1970年後半からヨーロッパや東南アジア諸国・中国など仕事旅をしました。最も不便で印象深い国が軍事政権時代のミヤンマーでした。停電は多いし移動には時間がかかり必要なものを買うにも一苦労でした。旅(トラベル)の不便さプチトラブルは地理・風土・民族・歴史・習慣・人心などその国をより深く理解ができ糧になり印象深い旅になったのです。。

 京都大学や数大学に「不便益」のシステムデザイン研究所や講座が設けられているそうです。時代はまさに便利、快適、効率などを求める情報や物があふれています。それが身体・知能・創造力・独創性の阻害になっている事も多いのです。電動サポートや自動衝突回避装置など便利機能を付けない移動手段・。バリアフリーではないバリアアリー(有り)の介護施設・。観光地などをボカしたカーナビ・。園庭から人工物を排除しより自然に近い凹凸にした保育園など・。

 限界集落でも収益のない自給農業の電動農機具使用者・。車は足だと言う腰痛者や歩行困難者・。車は一人一台時代と温室効果ガスの排出貢献者など・。莫大な水のある太平洋に面した災害列島日本、少しでも身近な「不便益」を理解し健康にも留意し穏やかな自然環境になるように貢献しましょう。

 写真はミヤンマ―・ビルマ族の当ブログ専属モデル
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