青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

9月雑観、山火事・洪水・畑

2020-09-27 01:50:30 |  ドキュメント

アメリカ西部の史上最悪の山火事地域

アフリカ・ナイル川流域の黙示録的な大洪水
 
 地球環境の悪化でコロナ禍や山火事、豪雨洪水被害が2020年9月も各地で多発しています。他にサイクロン・ハリケーン・台風・干ばつ・酷暑・ミニ氷河期現象・イナゴ、害虫被害etcに格差社会や犯罪の多発化も懸念しています。先ずは穏やかな地球環境、温室効果ガスの削減が優先課題でしょう。

 アメリカ西部の史上最悪の山火事は9月25日現在も焼失面積、人的被害も拡大しています。㏘2.5などの有機物質の死亡者も多く複合、間接被害も報道されています。山火事の煙が東部のニュヨークからヨーロッパやロシアに到達しているのが確認されています。

 アフリカのエジプト・スーダン・エチオピアを流れるナイル川流域各地で黙示録的な氾濫、大洪水が起きています。これまでに100万人以上が洪水の被害を受け9月中も記録的大雨が続き今後も悪化の可能性があると指摘されています。

 限界集落の完全オーガニック栽培、無農薬、無殺虫剤、無除草剤の果物・野菜作りも厳しい。コロナ禍はほぼ無縁ですが天候不順が問題です。7月中は豪雨、長雨、8月から9月の中旬までの晴れた日は30℃以上の猛暑で熱中症警戒の日々です。秋空、涼しくなって働けるかと思えば秋雨前線の雨の日が多い。雑草とひまわりとコスモスのなどの花々に野菜が覆い隠されています。

 柿、栗、梅畑も雑草に覆われています。気候不順で梨と柿は害虫や病気で不作ですが栗・イチジクとミカンは良です。雑草取り、草刈りもして10月中には冬春野菜の準備をしきれいな畑にしたいです。

写真・記事参照 earth catastrophe reviw

 


 

 

 

    

 
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世界幸福度ランキングと幸福

2020-09-13 13:28:30 | コラム


 今年3月に2020年の国連の世界幸福度ランキングが報告されました。1位はフインランド・2位デンマーク・3位スイス・4位アイスランド・5位ノルウェー・~9位オーストラリア・~13位英国・~17位ドイツ・~18位アメリカ・~23位フランス・~30位イタリア・~52位フィリピン・~54位タイ・~60位ジャマイカ・~62位がやっと日本です。G7やG20のその下の下です。2013年には43位だったのが2020年にはGDP3位の日本は62位で毎年順位を下げているのです。

 調査対象は幸福度を左右する6つの要因です。1.一人当たりのGDP 2.健康寿命 3.社会的サポート(困った時に頼れる人がいるか) 4.生活の自由度(生活、人生の選択自由度の満足) 5.寛容さ 6.社会の不正の疑い(政府や企業に不正が広がっていないか)です。日本が毎年、順位を下げているのは政治や経済が他国に比べて国民幸福に機能していないのです。                                                            
 
 日本総研によれば勤労者6000万人の37.3%が非正規雇用で正規、非正規勤労者の3分の2の人が年収200万円以内との数字も出ています。生活経費は先進国並みで分配機能が停止状況であれば生活や将来不安で幸福感はないのです。少子化の要因もこれです。

 幸福の「幸」は海の幸、山の幸で狩りの獲物、自力で獲得するものです。「福」は神仏からの思し召しです。人は単独で生きているのではなく守護・天使のようなものが付いているのが幸福です。「幸」が政府の無駄か別の所に搾取され幸福度が低いのです。

 もう一つ気になるのが2019年に国境なき記者団が180ヶ国を対象に「世界報道自由度ランキング」を発表しました。日本は世界の67位です。報道記者も日本特有の同調圧力や忖度(そんたく)記者が多く国民幸福より自己保身記者が多い気がします。                     
 
 TV/ラジオメディアの劣化も著しい。スポーツの勝敗や打率などより国民幸福が重要でしょ。似たようなお笑い芸人のドタバタや野球や相撲などの勝敗や選手動向と御用学者や記者で日本社会の本質が覆い隠されているのです。日本には多様な分野、企業経営、伝統技術、研究者、芸術、文化芸能、医学、農林漁業などに真摯に努力し優秀な人が多いのですが影響力のあるTVメディアなどからは見えにくいのです。

 芸人のドタバタ笑いでなく心から笑えて幸せを感じられる日本に貢献して欲しいものです。


写真はミヤンマ―・ヤンゴンのシュエダゴンパゴダ内の
  清楚で心豊かで幸せそうな小乗仏教徒、ビルマ族の当ブログ専属モデル


                         



 
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大メコン経済圏の回廊

2020-09-02 02:07:26 | 忘備
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 1992年からアジア開発銀行(ADB)主導でメコン流域の5ヶ国タイ・ベトナム・ラオス・カンボジア・ミヤンマ―と中国2省、雲南省・広西チワン族自治区で「大メコン圏経済協力プログラム」が実施されていた。交通・通信・エネルギー・人的資源・環境・貿易・投資・観光・農業の9部門で、先ずは道路開発と整備のインフラ施策がメコン回廊です。2006年に中国2省を除いて5ヶ国の流域約3億3千万人市場の進捗状況と調査取材を兼ねて一人で訪れたのです。

 東西回廊はベトナム・ダナンからラオス・サバンナケット、タイ中央部を東西に横断しミヤンマ―・モーラミヤインまでの全長1450㎞。第二東西回廊はタイ・バンコックからカンボジア・プノンペン、ベトナム・ホーチミン外港のブンタオまで全長950㎞。東北回廊は中国・雲南省昆明からタイ・バンコックまで約2000㎞と昆明からベトナム・ハノイを経てハイホンまで850㎞と2005年には広西チワン族自治区ナンセンからハノイまでの400㎞の3ルートです。(南北回廊の中国内ハノイは未取材)。

 バンコックから列車でラオスとの国境の町ノンカイに。国境超えしラオスの首都ビエンチャンに。ラオス国内をバスで縦断南下しサワンナケートに。国境超えしベトナム・ラオパオにバイタクで古都フエまで南下。フエから列車でダナンに。ダナンから列車でホイアン、クアンガイを経てホーチミンまで。ホーチミンからバスで国境超えしカンボジア・プノンペンに。プノンペンからバスで南下しシアヌークビルと船でココンに。ココンから国境超えしタイ・ハートレックに。ハートレックからバスでバンコックに約2週間のバックパッカーのような大変な調査取材旅でした。その後軍事政権下のミヤンマ―に傾注し7年居住往来したのです。

 5ヶ国とも敬虔な仏教国で人心・勤労・学習意欲も高く大経済圏.アジア最後のフロンティアの息吹を感じました。ラオス南部やカンボジアに縫製や食品の日系企業の進出計画がありました。回廊整備、新設の道路工事は各国髄所で行われ全体的には2^4車線でタイ国内では片道6車線道路も整備されていました。灼熱の道路横断時には50℃以上になり息苦しい。森林伐採などの道路建設や開発と地球自然との整合性の難しさも感じます。今夏の中国などの豪雨洪水被害はインド洋の影響が大きいのは・。 現在では日系企業もタイを中心に大メコン経済圏に多数進出していますが中国・台湾・シンガポール企業などより劣勢です。

 

 
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