最近は、ネットの無料ニュースを見ている限りウクライナ紛争のニュースが極端に減りました。
イスラエル・ガザ問題が発生した時は、そちらに話題を取られる部分もありました。最近は、そのレベルを超えてほとんど無視状態と言えます。
ロイターのホームページを見ると日本語版ではまだ特集コーナーがありますが、英語版では特集はなくなりました。ヨーロッパのニュースに含まれています。
日本のニュースでは見ませんがBBCウクライナ語版には、政治の季節の話題が見えます。
アメリカもユーロもウクライナ支援予算が議決されず、来年分をど~しよか❓と、なっていますが半分、放置状態です。
先週、アメリカの国防長官がキーウを訪問してウクライナ支援を表明しましたが、いつもならある支援の話は100億円くらいの気持ち程度のものでした。アメリカは今年度分はほぼ使い切って資金が枯渇しているからです。
2023年11月22日 1:57
NATOは異常で歪なウクライナ援助をいつまで続けられるか❓(ポーランドの反旗)<ウクライナ紛争2023.11.22
https://smcb.jp/diaries/9175727
2022年1月24日から23年5月31日の期間で支援国が拠出した資金が総額2096億ドル(約30兆5千億円)超です。米国が約768億ドル(約11兆2千億円)で全体の3分の1以上を占めます。
これをいつまでも継続できるわけは、ありません。
ボチボチと停戦の観測気球的なニュースも見られますが、ウクライナ政府は停戦は頑なに拒否しています。
ひたすら「金くれ!武器くれ!」です。
ウクライナの来年度予算は、まだ入金のない支援金で予算の半分を占めます。大体、その分が戦争用の予算です。
西側諸国の国民の関心が少なくなれば、各国でウクライナ支援の予算は通りにくくなると思います。
肝心のアメリカでは、CNNのニュースを見るとウクライナのニュースは消えています。ウクライナ大好きの日本のメデイアでもニュースは実に少ないです。
お金を集めるときは❓
盛大にプロパガンダやフェイクニュースを垂れ流して同時にウクライナ関連のニュースで溢れかえりました。
逆の現象が起きていると言うことは❓
ウクライナの支援金に貢献しようという意図はないですね❓
停戦の話を検討しろと言うサインかもしれません。
「中立の視点で見るウクライナ紛争」カテゴリの最新記事
- 極右政権であっても民主主義のある国(イスラエル)とない国(ウクライナ)<2024....
- 人口減で見るウクライナ紛争の現実<2024.05.31
- スイスで開かれる「平和サミット」の不思議❓<ウクライナ紛争2024.05.30
- ウクライナ紛争とガザ紛争の裏で進む第3世界の動き<2024.05.29
- ウクライナ紛争の拡大を決めたらしいEU<2024.05.29
- ロシア軍の特別軍事作戦の司令官は誰か❓<ウクライナ紛争
- ハルキウ州クピャンスク戦線の戦闘<ウクライナ紛争2024.05.28
- ロシア軍の特別軍事作戦の司令官は誰か❓<ウクライナ紛争2024.05.28
- NATO事務総長の西側の兵器でロシア領攻撃容認発言の意味⇒戦争の拡大<ウクライナ紛...
- アウデイーイウカ戦線とバフムト戦線の現状<ウクライナ紛争2024.05.27