かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる光景を載せています!

「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)

2022-11-30 | 季節にまつわる話

 

今日で、11月も最後となりました。

 

明日からは12月、、、早いものです。

 

七十二候は「小雪」の次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」(11月27日〜12月1日頃)という時期になりました。

 

 

朔風(さくふう)とは北風のこと・・・。

 

北風が吹いて、木々の葉を落とすという意味ですね。

 

まさに、今の時期にピッタリな名前だと思います。

 

 

 

先日まで、紅葉していた桜の木は、葉が落ちて、残り少なくなりました。

 

落ちた葉は、道中に散らばって、道があちこちで、赤くなっています。

 

 

 

寒い寒い冬がやってきますね。

 

葉が落ちると、鳥たちが見えやすくなるので、それはそれでありがたいです。

 

 

春になって、木々から芽が膨らんでくるまで、しばらくの我慢です。。。

 

それまでは、雪景色や冬鳥の撮影など、冬ならではの楽しみを探すことにしましょう。。。

 

 

今日もジョウビタキの声がしましたが、姿は見えませんでした。

 

そろそろ、ツグミがやってくる頃ですが、まだ見かけません。

 

昨冬は、ヒレンジャクも撮影ができました。

 

今年は、どんな鳥たちと出会えることでしょう・・・。

 

七十二候/朔風払葉 きたかぜこのはをはらう|暦生活

七十二候/朔風払葉 きたかぜこのはをはらう|暦生活

七十二候では小雪の次候「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)に入りました。朔は新月、各月の始まり、月立ちであることから「ついたち」と読み、「はじめ」を意味します。

暦生活

 

 

 

 

 

 

 


今年の「鎌倉殿」はすごい・・・

2022-11-29 | 私・家族・ご近所話

 

昨日、カモの名前がわからないと言っていましたが、ちょっと調べてみました。

 

昨年も調べたので、すぐにわかりました。

 

「ヒドリガモ」でした。。。

 

 

頭のあたりが、クリーム色をしているので、わかりました。

 

横から見ると、ちょっと見えにくいです。

 

 

 

さて、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」ですが、後半になるにつれて、面白さが増しています。

 

最初の頃は、大泉洋さんが源頼朝役で出ていたり、菅田将暉さんが源義経の役で出ていたりで、にぎやかな話かと思っていましたが、だんだんとダークな怖い話になってきました。

 

一昨日の日曜日は、三代将軍の源実朝が暗殺されるというショッキングな場面でした。

 

その事件を何回か前から、暗示するように、登場人物の心情を描写しながら進んでいきました。

 

ちょうど、この日はサッカーの日本対コスタリカの試合が同じ時間帯にあったので、視聴率が悪かったそうですが、評判としてはなかなか良かったようです。

 

 

私は、この何年かは、続けて大河ドラマを見ていますが、その中でも三本の指に入るくらいの傑作だったと思っています。

 

ちなみに、一番良かったのは「龍馬伝」の薩長同盟のあたりでした。

 

よく幕末の話は、題材として、わかりやすくて、面白いと言われます。

 

新選組やら、西郷さんやら、桂小五郎やら、有名人がたくさんいます。

 

それに比べて、鎌倉時代というのは、よくわからないことが多く、登場人物についても、あまり知られていません。

 

その難しい、題材をよく練り上げているなあと感心しています。

 

 

今回のストーリーは、「吾妻鏡」という鎌倉時代の歴史書を参考につくられているそうですが、一つのドラマとして、進めていくには、三谷幸喜さんの脚色の部分がかなりあるのではないかと思います。

 

わからないことが、結構多いと思われるので、大胆に話を作り上げているようにも見えます。

 

残すところ、三回の放送となりました。

 

京都にいる後鳥羽上皇との対決はどう描かれるのか、小栗旬さんが演じる「北条義時」は最後はどうなるのか、そのあたりが見逃せないところです。

 

あと三回しかないので、どちらも描くのはなかなか難しいように思いますが、三谷さんが最後をどう締めくくるのかが見ものです。

 

 

それにしても、歴史の流れというのは、いつも権力争いの連続なんですね。

 

歴史の勉強をしていると、必ず誰かと誰かが争っています。

 

それは、今でも続いているのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 


鴨川で野鳥観察

2022-11-28 | 野鳥・草花・その他風景

 

それにしても、昨日の「鎌倉殿の13人」はすごかったです。

 

最近の大河ドラマの中では、一番の出来栄えではないかと思っています。

 

三谷幸喜さんの脚本ですが、よくできていますねー!

 

3代将軍実朝の暗殺の場面をこわーい感じで描いておられました。

 

怖い場面なのに、見入ってしまうのは、どうしてなんでしょうか。

 

今日は職場で、「鎌倉殿」話で、盛り上がりました。

 

さて、先日「蘆山寺」に行った際に、鴨川を通りかかったのですが、橋の下にたくさんの野鳥がいるのを見つけました。

 

 

出町柳周辺のデルタ地帯と呼ばれるあたりで、上流から賀茂川と高野川が流れてきて、この場所で合流します。

 

野鳥の撮影をするつもりはなかったのですが、とりあえず何枚かだけと思って、撮影をしました。

 

 

 

マガモは、どこにでもいてくれるので、よく見かけます。

 

大きくて、ゆっくりと動いてくれるので、撮影がしやすい野鳥です。

 

 

この子たちは、昨年も撮影して、名前を調べたのですが、一年たったので、忘れてしまいました。

 

また、京都検定が終わったら、野鳥の方も勉強したいと思います。

 

 

 

アオサギ君とダイサギ君は、近所でもよく見かけます。

 

鴨川にはたくさんいますね。

 

 

あまり見かけない鳥を見つけました。

 

セキレイの仲間で、「キセキレイ」ではないかな・・・。

 

 

綺麗な色をしています。。。

 

これほど、大きく撮影したのは初めてでした。

 

お寺巡りに行くので、大急ぎで撮ったわりには、たくさん写っていました。

 

これから、冬鳥の撮影シーズンですね。

 

 

比叡山が近くに見えました。

 

なぜか、比叡山を見ると安心するんです・・・。

 

どうしてでしょう・・・?

 

 

 

 


お寺がいっぱいの寺町通

2022-11-27 | 観光・旅行・京都検定

 

昨日は、紫式部がかつて住んでいたと言われる「蘆山寺」を訪れて、その後寺町通を歩き回りました。

 

寺町通というと、文字通りお寺がたくさんある通りです。

 

それもそのはず、豊臣秀吉が京都の町を整備して、改造をしたそうです。

 

お寺をひとところに集めたのもその一つでした。

 

一説によると、お寺を並べて、京都の町の防御ラインにしたという話もあります。

 

そんなことで、お寺のことを学ぶには、一度にたくさん回ることができるので、便利です。

 

 

ここは、通称「革堂」と呼ばれるところです。

 

西国三十三か所の19番目の札所となっているところです。

 

 

 

たいへん古くから京都の人たちには、知られていたお寺だそうです。

 

昔は、下京の「六角堂」、上京の「革堂」と言われて知られていたそうです。

 

先日、「六角堂」には行ったので、この「革堂」にも来たかったのでした。

 

 

これは、御朱印をもらわないと・・・。

 

蘆山寺に続いて、御朱印を頂きました。

 

あまりにお寺が多いので、全部のお寺でもらっていたら、高くついて大変です。。。

 

 

すぐ近くに、お寺ではないのですが、「下御霊神社」がありました。

 

平安京に遷都する際に、様々な災難があり、たたりを鎮めるためにつくられた神社です。

 

平安の人たちは、病気が流行ったり、天災があったりすると、亡くなった人たちが、たたりを起こしていると考えたそうです。

 

そのために、神社をたくさん作って、世の中を鎮めようとしたようです。

 

 

 

桓武天皇の弟と言われる早良親王が祀られているのですね。

 

桓武天皇の家臣が暗殺されて、その首謀者と疑われて、不本意な死を遂げたそうです。

 

さて、有名なところでは、本能寺がありました。

 

 

 

織田信長が、明智光秀に討たれたのは、今の場所ではなくて、後に移転してきたようです。

 

ほんとに寺町通は、寺院が多いです。

 

おもしろそうな石碑もたくさんありました。

 

 

 

小倉百人一首を編纂した藤原定家の屋敷跡がありました。

 

 

囲碁の「本因坊」の発祥の地だそうです。

 

 

同志社を設立した新島襄の屋敷跡もありました。

 

この寺町は、古本屋さんや雑貨店などもあって、なかなか楽しい通りです。。。

 

うろうろ歩いて、疲れたので、進々堂でお昼ご飯にしました。

 

 

おしゃれなお店も多いので、ぶらぶらと歩くには、なかなか良い散歩コースです。

 

歩いている人も多くはなくて、気持ちの良い一日となりました。

 

 

 


紫式部邸跡「蘆山寺」

2022-11-26 | 観光・旅行・京都検定

 

昨日も書きましたが、いよいよ「京都検定」まで二週間となりました。

 

本を読んでの勉強も進めていますが、どうしても記憶力の低下には勝てません。。。

 

ここは、やはり実際に行って歩いて、写真を撮って、体で覚えようという思いで、京都歩きに出かけることにしました。

 

今の時期は紅葉のシーズンで、紅葉の名所はどこも大勢の人がおられると思います。

 

できれば、そういう場所は避けたいと思って、静かな場所を探していました。

 

 

お天気は今一つですが、雨ではなく、寒くもないので、歩くのには良い気候でした。

 

 

賀茂川と高野川の合流地点には、サギやカモ類がたくさんいたので、写真を撮りたいと思いましたが、今日の目当てはお寺回りなので、我慢して先へ進みました。

 

 

 

この場所が平安時代に紫式部が住んでいたあたりで、蘆山寺というお寺があります。

 

紫式部は宮中に仕えて、この場所で「源氏物語」を執筆したと言われています。

 

 

しかし、お寺自体は、火災のため建て替えられたようで、紫式部が実際に執筆をしていた部屋などは残っていません。

 

そうとは思っても、紫式部がいたことには、間違いがありません。

 

 

お寺の説明によると、紫式部さんは結婚して、女の子を産んでいますが、その後夫が亡くなったそうです。

 

そのあとに、有名な「源氏物語」を書いたとのことでした。

 

 

 

このお庭が「源氏の庭」といって、綺麗に手入れされたお庭でした。

 

 

 

それほど広くはないですが、紅葉が少し残っていて、観光客が少ないので、座ってゆっくりと鑑賞することができました。

 

 

 

そろそろ、散り始めで枯れている木もありましたが、それはそれで綺麗でした。

 

 

 

 

この角度が一番きれいですね。

 

何枚も撮らせて頂きました。

 

執筆当時とは違うけれども、源氏物語の雰囲気だけは感じ取ることができました。

 

初めて知りましたが、平等院を建てた藤原頼道のお父さん道長と紫式部は縁があって、道長は自分の子どもを天皇に嫁がせて、紫式部に家庭教師みたいなことをさせていたそうです。 

 

愛人ではないか?という説もあるようですが、否定的な意見が多いようです。

 

不思議なことに、近くに藤原道長が立てた「法成寺(ほうじょうじ)」というお寺の跡地を示す石碑が建っていました。

 

 

 

道長は、病気のため早くに出家してお寺に棲んでいたようです。

 

京都御苑の横あたり、かなり大きなお寺だったようですが、今はこの石碑だけが残っています。

 

 

この法成寺が、今の平等院のモデルになったとか・・・。

 

なるほど、、、歴史の勉強はなかなか面白いものです。。。

 

 

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