高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

ついに福島第一原発の作業員死亡事故隠蔽が、出来なくなった政府と東電!

2012-11-02 00:45:37 | 海洋汚染

遂に「高線量下の作業違法」 福島第一元作業員 労基署に申し立て!

 

 東京電力福島第一原発事故の収束作業で、東電と作業を請け負った関電工(東京都港区)が、高い放射線量の中で被ばくを最小限に抑えるよう必要な措置をせず、作業を続けさせたのは労働安全衛生法違反に当たるとして、福島県いわき市の元作業員男性(46)が、両社を同県富岡労働基準監督署に申し立てをした!

 

 いわき市の下請け会社に所属していた男性は、事故が発生して間もない昨年三月二十四日、3号機タービン建屋内で、電源ケーブルを敷設する作業に従事した。

 

 男性によると、事前の説明では、作業に危険はない程度の線量だと聞いていたが、実際には、建屋地下には大量の高濃度汚染水がたまり、線量も高くて作業する環境ではなかった!

 東電社員らの別の作業班は、3号機地下で毎時四〇〇ミリシーベルトの放射線量を計測したため、作業を中止して撤退していたが、男性グループは作業継続を指示された!

 

 男性は危険を感じ、汚染水につかる作業は拒否したが、四十分~一時間ほどで一一ミリシーベルト超を被ばくしてしまった!

男性を含む六人の作業員のうち、脚が汚染水につかった三人の被ばく線量は、この一回の作業で一七三~一八〇ミリシーベルトに上ってしまった!

これは通常の被ばく線量限度「五年間で一〇〇ミリシーベルト」の二倍近くに当たる高線量値だった!

 

 

 発注者の東電に対しては、関電工の違法行為を止めなかったなどとして、線量管理や放射線防護のあり方を是正するよう求めた。

 男性は「一つ間違えば命に関わった。末端の作業員は危険手当もろくにもらわず、被ばくしながら命懸けで作業をしている。東電や元請け会社の責任は重い」と訴えている!

 

福島第一原発での死亡者発表が、始まっている!

 

 東京電力福島第一原発内の休憩室で、復旧作業にあたっていた協力企業の50代の男性作業員が意識不明の状態で倒れているのを、他の作業員が見つけた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

男性は心肺停止状態で、福島県いわき市内の病院へ運ばれたが、福島県警によと、男性は同日午後、死亡が確認された・・・・・・・。

 

 東電によると、倒れた原因は不明である!男性はこの日午前9時から、タンクの増設工事に従事。同50分に休憩室に入った時に体調不良を訴えた。しかし、男性が「だいぶ良くなった」と答えたので、午前10時20分にほかの作業員は作業に戻り、男性は休憩室で1人だった。男性は昨年8月から福島第一原発で働いていたが、21日までは夏休みだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 東京電力は、福島第一原発内の工事作業中に心肺停止状態になった協力企業の60代男性が9日に死亡していた、と発表した。午後2時29分に体調不良を訴えて病院に運ばれ、午後5時2分に死亡が確認された。死因は心筋梗塞(こうそく)。5月からの累積被曝(ひばく)線量は6ミリシーベルトで被曝との因果関係はないものの、作業との関係は確認中という。

 死亡の公表が2日遅れになった理由について東電は「10日に親族と連絡が取れ、11日になって元請け企業を通じて連絡があった」と説明している。

東京電力福島第一原発で働いていた50代の男性作業員が6日に死亡し、遺族の意向で死因を公表していなかった問題で、東電は21日、死因は後腹膜膿瘍(のうよう)による敗血症性ショックと発表した。公表した理由について、遺族の了解が得られたためとした。死因は個人的な病気によるものとし、被曝(ひばく)や過重労働によるものではないとの認識を示した。

 東電によると男性は8月8日から計46日間、原発内でタンクの設置作業に従事していた。積算被曝線量は2.02ミリシーベルト。内部被曝も確認されなかった。 復旧にあたる作業員は、5月に心筋梗塞(こうそく)で男性1人、8月にも急性白血病で男性1人が亡くなっている。

 

東京電力福島第一原発事故の収束のための作業中に男性作業員が心筋梗塞(こうそく)で死亡したのは、過重労働で短期間に集中的に負担がかかったのが原因だったとして、横浜南労働基準監督署(横浜市)は24日、労災を認定した。厚生労働省によると、同原発事故の収束作業で死亡した例に対する労災認定は初めてである。

 遺族の代理人の弁護士が同日、明らかにした。作業員は静岡県御前崎市の配管工大角(おおすみ)信勝さん(当時60)で、タイ国籍の妻カニカさん(53)が昨年7月、労災を申請していた。

 労基署への申立書によると、大角さんは東芝の4次下請けにあたる建設会社(同市)に臨時雇用されていた。昨年5月13日から、集中廃棄物処理施設内で高濃度汚染水の回収や配管設置工事に携わった。

 東京電力は、福島第一原発内で放射性廃棄物保管施設の設置工事をしていた協力企業の60代男性作業員が心肺停止状態になり、病院に運ばれたと発表した。東電は、診断結果が確認できていないので作業や被曝(ひばく)との関連は不明、としている。

 東電によると、男性作業員は9日午後2時20分ごろ、作業中に体調不良を訴え、現場で倒れたという。敷地内の医療室に運ばれたが意識はなく、心肺停止状態で、その後、福島県いわき市内の病院に搬送された。この日の被曝線量は0.05ミリシーベルトで、放射性物質の体への付着はなかったという。

このようにようやく、福島第一原発での死亡事故が発表されるようになってきたことは、大きい!

これも、勇気ある被害者の家族の方々が告発を始めたので、政府や東電も金の力だけでは抑えきれないと観念したからであろう!

ようやく一つ進みましたか!


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