自治会館前の石仏の最終5回目です。
よくある馬頭観音像の形式で、
馬の頭部が上に彫られています。
造立は享和三年(1803)です。
横にあったが文字塔で、
牛頭観音になります。
牛もまた馬と同様に農耕用に飼われたからでしょう。
飼い主が個人的に建てるのが多いようで、
造立は嘉永三年(1850)で願主は〇〇と彫られています。
花崗岩質のため脆くて、細かいところが読めませんでした。
上部が欠けた文字塔です。
子安観世音と刻まれているようです。
願主は吉沢〇四良と読めましたが。