グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

椎茸の原木

2019年04月01日 13時08分01秒 | 菜園
昨日、久しぶりにN農園に行き春植え野菜の準備をした。
午後から農園主のNさんとYさんが椎茸の原木を採集するというので手伝うことにした。



N農園は今まさに春爛漫である。
裏のバラック小屋は農園入口脇にNさんが立てた‟無人野菜売り場”だ。
場借りしている全員で経営し、売上金で月2度ほどカラオケに興じている。



入口に近いところから4列が私が借りていて、順次Hさん(女性)、Yさん、Oさん、そして別格のKさんと続く。
Kさんだけがまだ現役である。経歴がすごくてブラジルでの菜園経営35年という野菜作りの神様だ。



ここは、YさんとOさんの畑で、二人は親友同士だが菜園経営に関しては性格は真逆のようだ。
Oさんは、メジャーで計り畝立から種蒔きまでキチンとやらないと気が済まない質で、草など一本も生えていない。
一方Yさんは、自然農法で、草の中に野菜が育つ派だ。草や落ち葉を土中に埋め込み、たい肥もたっぷり与えているから野菜の育ちが違う!しかし最近、あまりにも周りが冷やかすものだから、草取りをしている姿も時折見かけるようになった。(笑)



Nさん自身も、野球グランドほどの面積を有する菜園をやりくりしている。まだ現役なので、みんなが手伝わないと経営が成り立たない。このように、一応自分の菜園場所は決められてはいるがみんな仲間だ。自由に収穫している。



農園の一角に、大きな別荘(シベリアではダーチャーと呼ぶ(笑))を自分で建て、西側を温室風の育苗室としている。
もう誰かが(多分Nさん夫妻とHさん)種を撒いてくれたようだ。まだまだこれですべてではない。とりあえずの分だ。

                

午後になって、団地の西端の土手に集合した。下は大きなため池になっている。そのため池の下へ降ればN農園だ。



すでにNさんとYさんは取り掛かっていた。津市が危険回避のため切り倒した木の回収である。
これがどんぐりの木なのでシイタケ栽培に最適なので、二人は目をつけ手続きを踏んでここまでに至っている。
左先の太い幹を切断にかかる。



切断成功!





Yさんは、リタイアー後、ボランティアで植木屋さんをやっているだけあって、
身軽だ!下から枝を伝って軽々と登り、Nさんから道具を受け取り枝を払っていく。







道具の扱いにはまだ不慣れな私はもっぱら、裁断された丸太を車まで運ぶ係だ。
山登りの実績がこんな場面で行かされようとは
足場の悪い10mばかりの急斜面を丸太を両手で抱え登り切るのは誰でもできる芸当ではないよ



この太い丸太は、抱えるには重すぎるので、ひっくり返しながら何とかここまで運び込んだ。ここより軽トラ荷台へは3人でやらないと無理だ。

と言うことで、それ以上の大物は単車で引っ張り上げた。Nさんが単車で、私たちは下から押し上げる係だ。

とりあえず、昨日はこれだけのどんぐりの木を運ぶことができた。残りはまた後日と言うことにして、Yさんが『菌』を買い求めることになった。来年から、カラオケバーべーキューには椎茸が食えるぞー