教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

4月三回目の教室 カワトンボ飛びだす

2024年04月20日 | 教室風景

強い風が吹いていた朝


桜色のなくなった森には瑞々しい若草色があふれていました♪

目の前にきらめくものが!


カワトンボだ~♪
今年は出現が早いような気がします。

聞きなれないさえずりがした方を見ると


高いところに2羽の小鳥。シメのつがいのようです。
とっくに北国に旅立ったものとばかり思っていました。

4月3回目の教室日でした。


窓をあけると強風がふきぬけ小鳥たちの歌がよく聞こえます。
暑くもなく寒くもなく、とても快適な制作日和でした。


午前中、Mさんの新作を2点撮影することができました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

満開のツツジの前をとおりかかると
黒いアゲハが5頭、ビュンビュン飛びまわっていました。


カラスアゲハに


ジャコウアゲハ
クロアゲハもいましたが撮影することができませんでした。

ツツジの蜜は昆虫たちに人気のようで


ヒゲナガハナバチの仲間がいれかわりたちかわり訪れていました。

近くには


ダイミョウキマダラハナバチが。
このハチは、上のヒゲナガハナバチの巣に卵を産み付ける
労働寄生タイプ。雌だけで単為生殖、雄は見つかっていないのだそう。


サルトリイバラの花は雌雄異株でこちらは雄花


こちらは雌花

早くも青い実をつけた雌株をみていたら


ごく小さな美しい甲虫がいたので近寄ってみました。


下にオトシブミ類が作ったと思われるゆりかごが!
この甲虫が作ったものなのか、その様子を見ていないので
確信が持てません。
でもサルトリイバラの葉を折りたたんで巻き込み、中には卵を
産むという大仕事を終えたばかりの母虫にしか見えない。。


隣のノイバラの葉にも同じ甲虫がいました。
帰宅後しらべると、カシルリオトシブミという名前で
フジ、イタドリ、カシ、コナラ、カエデなどの葉が食草とあります。

さらに検索すると日本甲虫学会の記事で、カシルリオトシブミが
サルトリイバラの新葉を食べているのを確認した、というものが
ありました。珍しいことなのかもしれません。

サルトリイバラの葉を綴りこのゆりかごを作ったのは
やはりカシルリオトシブミなのでは♪
ゆりかご作りのシーンをこの目で見てみたいものです。


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