さてこの日の夕方は新年度説明会がありました。子ども達にもイス出しや片付けなどを手伝ってもらいます。説明会には31家族50名近くの方がお越し下さいました。あまりの多さに驚きつつもツイツイ説明に熱が入ってしまします。結局一時間以上のぶきちが話どおしの説明会となったのでした。ちょっぴり話し過ぎたかな~と反省です、しかし入会希望者が多いと抽選をしなければいけなくなりそうなので・・・・ちょっと複雑なきもちです。
神「お正月の朝、挨拶に来なさい、速い順に12番目までその年の大将にしてあげましょう」
皆「やったー」(猫を残し出て行く)
猫「うれしいな、たのしいな、あれそういえば神様は何時集まるって言ってたけ?」
鼠「どうしたの猫さん」
猫「何時集まるか忘れちゃったんだ」
鼠「一月二日だよ」
猫「ありがとうネズミさん、それならゆっくり寝ていられるな、あ~あ」
鼠「おやすみ猫さん・・・うっしっしっし上手くだませたぞ」
牛「俺はのろまだから今から歩き出さないと」
鼠「あっ、牛が歩き出したぞ、あの背中に乗って行ったら楽なんじゃないかな」
鼠「お先に失礼、ヤッター一番だ」
門「大丈夫間に合いましたよ」
ナ「竜は雲を呼び空を飛ぶ、蛇は草むらはにょろりと進む」
竜「分かった!どけどけー!!」(門番にぶつかりながら門の中へ、門番は倒れる)
門「ひえ~」
蛇「あぁ~ついた」
馬「パカッラパカッラパカッラ、ヤッターおらが7番だ」
羊「メェ~メェ~12番目になるかと思ったけど、8番目になれてよかったな」
犬「どけどけお屋敷に行くのはこの俺だ、おまえは柿でも食べていろ!」
鳥「やめれやめれ、仲良くせんか、猿は前、犬は後ろ」
鳥「やれやれ」
犬「仕方がない」
門「これで12匹入ったな、神様動物達がそろいました」
神「分かりました、動物達集まりなさい」
皆「ははぁー」
神「一番は鼠だな、王冠を上げましょう、今年は鼠年とする」
猫「しめしめまだ誰も来ていないな、俺が一番だ」(門をたたく、門番覗いて)
門「なにを行っているんだ、大将なら昨日の朝に決まったよ」
ナ「それからというもの猫は鼠を追いかけるようになりました。」
(おしまい)
脚本:スキップの子ども達
参考:絵本 内田麟太郎・文 山本孝・絵『十二支のお話』
夕方、お迎えが来る時間に玄関から突然入って来たのは、制服姿の警察官!突然の来訪に時間が止まります。最初に頭をよぎったのは(ご近所からスキップに対しての苦情があったか!?)でして、恐る恐る用件を尋ねると
「この辺で悲鳴が聞こえたという通報がありまして・・・」
「そうですか?!私達は聞こえなかったですけど、みんな聞こえた?」(のぶきち:誰かの騒ぎ声が悲鳴に聞こえたかな・・・)
「いや聞こえてないよ」(一同)
「そうですか、一帯を見回ったのですが変わったところはなかったんですが、ではもう一度見回ります。御協力ありがとうございました。」(敬礼をして去っていく)
「ビックリした~」「みんなあんまり騒ぐなよ」「ちょっとこわいなぁ・・・」「だいじょうぶのぶきちがまもってくれるって」「やだ、何かあったら真っ先に逃げる」「えぇ~さいて~」なんてワイワイガヤガヤ。「そういえばマドの外でテッポウもっている人が歩いてた」(S・A君)なんて証言も飛び出て、警察の話題で持ちきりのスキップでした。