今日はちらいおつに作った秘密基地の横にツリーハウスを作ります。
最初の仕事は大きな角材に電動ドリルでボルトを通す穴をあけることです。
電動ドリルを使うのはもちろん初めての子がほとんどで、最初はおっかなびっくりです。
慎重に操作してちゃんとした穴が開くと「お~!」と感心していました。
次は組み立てる所まで木材を運びます。
長くて重い木材を運ぶのは一苦労です。3・4人で一本の木を運んでいました。
ここで二手に分かれます。
男の子はスコップで柱を立てる穴を掘ります。根っこや石が邪魔をして大変です。
女の子は電動工具を使うために建物からコードを伸ばします。ドラムコードでは足りず、延長コードをかき集めて何とか届きました。
柱と横棒をボルトで固定して午前の作業は終了です。
お弁当を食べ終わった子から再び仕事を再開します。
いよいよ柱を立てて縦棒で固定する作業です。
この仕事が一番大変です。固定するまでの間、柱が倒れないように支えなければいけません。一本の柱に子どもが3人ずつくっついて、グラグラする柱を何とか支えます。
これで上部の枠が出来、次は大黒柱となる木と枠を固定していきます。4本の木で4方から挟むんです。
のぶきちとさっちゃんが脚立とはしごに登り子ども達は上から支持される道具を届けます。
慣れない高所の作業で手間取りましたがそれでもなんとか骨組みが完成しました。
その骨組みにはしごをかけ、子ども達が床板を運びます。
床板が並んだところで子ども達も上に上がってみます。まだ固定が不十分なので上はグラグラと揺れます。子ども達は揺れるたびに「うわ~」「こわーい」とスリルを楽しんでいました。
ここで時間が無くなり床の固定は次回にすることにします。
冬になる前に床と柱の固定をして来年春には上に小屋を作りターザンロープやブランコを取り付ける予定です。
今年の春に描いたちらいおつの夢の図に近づく子ども達の手作りツリーハウスの第一歩となった一日でした。