今日はいよいよハロウィンパーティーの日です。カボチャランタンを作り、飾りを制作し、プレゼント用のパウンドケーキを作ってこの日を迎えました。今回の企画は『日頃お迎えに来てくれる弟妹を楽しませよう』が目的なので、本番は保護者の方がお迎えに来た時です。それまでは最後の仕上げをします。
最初に来た日の出と美園の子達が新聞紙迷路作りをしました。あらかじめスズランテープを碁盤状に張り巡らせそれに新聞紙を貼り付けていきます。設計図どおりガムテープを使って新聞紙を貼り付けていくと立派な壁が出来上がりました。行き止まりやスズランテープや新聞紙の壁にコウモリを貼れば迷路の歓声です。
遅れてきた小学校の子達は昨日作ったパウンドケーキの袋詰めをします。一通り準備も終わり試食がてらカボチャのケーキを食べます。評判は上々で時間をかけた甲斐があって絶品の味でした。
お迎えが来るまでの時間は迷路を使って遊びます。10匹いるコウモリを探したり、追いかけっこをしたり、歩き回ったりして遊びます。一番盛り上がったのがコウモリ探しで、一匹だけいる顔つきのコウモリをのぶきちが隠してそれを子ども達が探し出す遊びです。物の影や天井など工夫を凝らした隠し場所に子ども達もてんてこ舞い、必死に探します。見つけ上手だったのはMちゃんで3回連続で見つける快挙を達成しました。
そうこうしているといつの間にか時計は4:30を回りお迎えがやってきます。子ども達は玄関に集まり「ハロウィンパーティーへようこそ!」「めいろにコウモリはなんびきいるでしょうか?」とお出迎えです。職員は仮装(のぶきち:ドラキュラ・森:魔法使い・理恵:魔女)してお出迎えです。
本当は迷路を楽しんでもらうだけのつもりだったのですが予想以上に職員の仮装が恐怖を与えたようで中には大泣きの子も出るほどでした。中でも一番の泣き顔はT君弟、入口でのぶきちに驚かされて号泣、その後のぶきちの顔を見るたびに泣いていました。もちろん泣く子ばかりではなく、十字架をもらってドラキュラ退治をする勇敢な子もいました。
帰り際には子どもからケーキのプレゼントをもらいさよならをしました。楽しんでいただけたでしょうか?「たまにはこんな企画もいいもんだ」と自画自賛する職員一同でした。