【出発】 今日から夏の大イベント2泊3日のキャンプへ出かけます。ところが天気が優れません、雨が降るのか降らないかはっきりしない判断が難しい空模様です。「キャンプができるかは様子を見ながらそのつど判断しよう」ということでひとまずマイクロバスで出発です。バスの運転手は藤本先生、引率は森下くん・理恵さん、子ども達は26名の参加です。のぶきちは荷物を積み込んだ公用車でバスを先導します。
【道民の森・一番川】 曇り空のまま最初の目的地、一番川地区の川辺へ到着します。東屋でお弁当を食べます。食後は自由遊びです。川は濁流で水かさも増えているため遊ぶことができないので辺りを散策したり昆虫採集したりして遊びます。まず見つかったのは東屋の床を歩いていたクワガタのメス(N・Sちゃん)、続いてS・H君がスジクワを、柳の枝でのぶきちがヒメオオクワのオスをゲットします。一時間ほど遊んだところでバスに乗りキャンプ場へと向かいます。
【道民の森・神居尻地区】 到着したのは1:30まだ雨は降ってきません。予報ではそろそろ振り出すはずですが。「4時までに雨が降れば知来乙でお泊りに変更、降らなければそのままキャンプ」ということにして自由遊びにします。子ども達は待ってましたと遊び出します。
【テント設営・夕食】 結局雨は降らずキャンプをすることにしました。急いでテントを5つ建てます。建てている最中に風上から真っ黒い雲が近づいてきます。「雨が来るぞー、荷物をブルーシートの下に入れてー」と言ってまもなくザッと短い通り雨が来ます。さて夕食の当番は1班です。早めにテントを建て終え調理にかかります。この日のメニューは豚キムチ丼と鶏がらわかめスープです。豚肉を切り、炭火を熾し、鉄板で炒める子ども達、手際よく進めます。ご飯の上に豚キムチ炒めをのせその上に目玉焼きをのせて完成!のはずだったのですが、ここでのぶきちが最大の失敗をしますす。釜の容量を超えた米をいっぺんに炊いたため炊き上がったご飯は芯が残りとても食べれたものではありません。「なにやってんのさ!」と冷たい目で睨まれます。3升もの米を無駄にするわけにもいかず困り果てます。悩みに悩んだ苦肉の策は鶏がらスープでオジヤをつくり、豚肉・キムチ・卵を入れる【デタラメ韓国風オジヤ】です。味を調え出来上がった料理は結構いけます。「怪我の功名」などと言い訳しながらも、おいしそうに食べる子ども達にほっとするのでした
【就寝・夜の散歩(3年生)】 夕食後から小雨がたまにぱらつきます。計画していた花火は二日目に延期して8時にはテントに入ります。しかしなかなか寝付けるわけもなくテント内で遊ぶ子ども達です。辺りも暗くなり街路灯のには無数の蛾が集まります。そのなかにメスのカブト(実はカナブンだった)を見つけたのぶきちはこっそりと3年生4名を連れ出して昆虫採集へと出かけます。街路灯を巨大な蛾に襲われながら探します。1時間ほど歩き回り、10数匹のクワガタのオスメスとカブトのメスをゲットし大興奮で一日目は終了したのでした。