日々徒然 正和流

岡山で体術、居合術、気功術を修練しています。
http://seiwaryu.wixsite.com/seiwaryu

継続のために・・

2016-03-31 11:42:27 | 日記


御南道場へ入会されたNさん。
総社道場へも通う気満々のようです。

せっかく始めたのだから覚えも悪いので出来るだけ多く通いたいとのこと。

大体運動は苦手なんだとか。
しかし会社での業務にも内面において武道は何かしら生きてくるのではないかと始められたそうです。

いや、もう本当にうちのような道場を選んで下さり感謝ですm(_ _)m

人間の脳は21日同じ行動を撮り続けると神経細胞間の接合部であるシナプスが繋がり習慣化されやすくなるとのこと。

ゆえにとりあえず基本的な事を日々短時間でも積み重ねる事が大切ですと、そのような事を説明したら納得されてました。

Nさんが今後どのように変化されるのか楽しみです。
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今日の総社道場

2016-03-19 21:47:40 | 日記


今日の総社道場は久しぶりに活気がありました。

と言っても大した人数ではありませんが普段マンツーマンに近い事も多いので9人での稽古はそれはそれは刺激的です。

人数は多くても少なくてもどちらにも良い点があります。
そう考えると稽古人数の適度なバラつきはある意味バランスの良い稽古と言えるかも知れません。
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新規入会

2016-03-14 22:30:02 | 日記


今日は体験稽古に来られたNさんが入会してくれました。

問い合わせがあったのは3週間前。
一週目は私がインフルエンザのため流れ、二週目は例の爆破騒ぎで流れ、先週は風邪で体調不良との事で流れ・・・・
今日は満を持しての体験稽古。



そしてしばらく休会していたTさんも来てくれました。
声をかけていたので期待はしていましたが来月からは復帰するとのこと。

Nさんは全くの武道初心者だという事で準備体操に時間をかけて体をほぐし受け身などの基本をこなしました。
その後、TさんにNさんの相手をしてもらいながらざっくりと当流の技を説明しました。

Nさんは早々と入会を決めてくれたので来月からは少し活気が戻る事でしょう。

正和流に新たな仲間が加わって、さあ今後が楽しみです。
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古術の事

2016-03-12 21:45:26 | 日記
靖国演武 備州福光派古術


古術の事。

福光派古術は福岡の地、豊前にて400年16代にわたって伝承されて来た古武術。
関ヶ原で負け御家再興のために落ち延びたのだとか。
独自の武術を男系で繋いで現代に至る。
(深い話はたくさん聞いていますが文章にするには膨大過ぎてかなり端折らせて頂きました。)

2008年から第16代守人(宗家)の福光先生から学ぶようになって既に8年目。
一向に腕が上がらないのが心苦しい限りですが、当道場では古術は夏の風物詩になっています。
今後も学び続けたいと思っています。

福光先生からは備中、備前での活動はすべて任せるとのお言葉を頂いておりますゆえ勝手気ままにやらせて頂いています。
福光先生のご好意に感謝です。

今年は備州(備中・備前の総称)のメンバーで靖国神社での演武もさせて頂きました。
おそらく国際的な公の場での演武は古術の歴史の中でも門外不出の時代が長かったゆえ初めての事。
僭越ながら道を切り開きましたので豊前にても時間の問題でしょう。
靖国、あるいはそれに勝るとも劣らない場で世の中の認知を広く受ける日も来るでしょう。

もっとも古術は世の中に広く普及する野望は無く家伝の芸として選ばれた者が守るべきものは断じて守りつつ、代えても良い部分は現実に適応させながら、次世代に繋いでいければそれで良しとする気風あり。

武家の武術ではありませんが代々の伝承にはすこぶる腕の立つ達人もいたようです。
話に聞くと先代、先々代も大した方だったとか。
先々代はせむし男のように背中の筋肉が盛り上がったフィジカルの強さが尋常では無かったらしいです。

先代はまたタイプが違い、時代小説にでも出てくるように殺気が読める方だったそうです。
満州などで暴漢に襲われる事が少なからずあったそうですが、殺気をちらつかせている相手は予め殺気が放たれているのが見て取れるので遅れを取る心配は全くなかったようです。

難しいのはプロの殺し屋。
彼らは殺気を放たずに近づいて来ていきなりズブっと来るのでやっかいだったとか。
それでも先代は襲われる刹那に発せられる殺気を、バチッとした光りとして感受出来たそうで難無く制したようです。

私はこういう話が好きでとても印象に残っていますし、古術にホレ込む部分でもあります。

現代の格闘技には無い超越した感性の世界。
命のやり取りがあり得る時代だからこそ人の感性も研ぎ澄まされていたのでしょう。
信じるか信じないかはそれぞれですが私は信じる側です。
人間にはそういう能力が備わっていると思っています。

自分のような凡人には手の届きそうもない絶望的とも言える達人たちの世界。
このような超越した感性を持たないで特定のルールの中で格闘技の猛者と戦えば部が悪いのが現実と言って良いかもしれません。
しかし私は達人の世界を信じるゆえに古武術としての福光派古術にも惚れ込んでいます。

達人のいる世界に一歩でも近づきたいものです。
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師匠

2016-03-09 00:02:31 | 日記
私の体術の師匠は若いころ蹴り技が得意だったと聞きます。

武術と気功一筋の人生はは苦労が大きかったようです。
私が出会った頃は頻繁に中国へ出かけて気功の師の元で修業をしておられました。

私はいつも力み過ぎを注意され、力を抜け、お前のはまるで空手だと言われていた事も今となっては良い思い出。
空手家だって上手い人は力みが抜けている訳で単に自分が不器用だっただけですが・・・・。
師匠は若いころ料理人をしていたので時々料理を振る舞ってくれました。
考えてみれば私のまわりには先輩や後輩を含めて料理が上手い人が多かった。
武術と料理も相通ずるところがありそうな気はします。

師匠と自分と何が違うかと言えば身体能力もさることながら最も違うのは脳だと思います。
単に頭が良い悪いでは無く脳の働きが頗る右脳的。

技が正確で無駄が無くうまいのは当然ですが、失敗した時の立て直しの速さは私からすると神がかっています。
とても真似出来ませんねえ・・・。
実戦の際には無意識にやったことの無い技が勝手に出てきたり・・・
後にその技をやろうとしても再現出来ない事が多いようです。

体が脳化してるとでも言うのでしょうか、実戦の場で技を考えていては間に合うわけがないと言い切る師匠。
まだまだ背中を遠くから追いかけている状態です。

道は遠し・・・
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修業時代の地

2016-03-06 09:49:54 | 日記
修業時代の地


靖国神社での演武が終わった後、東京を離れる前に修業の地に立ち寄ってきました。

約16年ぶりに訪れた地はこんなに道が狭かったかと驚きました。
ちょうど同窓会で小学校を訪れた時のような感覚です。
すべてが小さく感じました。

当時住んでいたアパートはそのまま、事務所として使っていた家屋は今はなくその敷地内に2軒の家が立っていました。

稽古場に使っていたすぐ近くの中学校の柔道場。
外観しか見れませんでしたがこれまた小さい・・・
毎日専用使用できていたので大変助かってました。
学園祭の時には毎年アトラクションとして演武と体験コーナーを受け持って学生達とワイワイ楽しく参加していました。
ミット蹴りなど見せると学生達がカッコイイ〜と言ってくれたので気持ち良く蹴っていました。

中学校を借りる前にはこれまた近くの公園や体育館で稽古していました。
今考えると複数の稽古場所が密集していて稽古環境はすこぶる良かったようです。

事務所の庭にはベンチプレスが出来るウェイトの器具があり、重量的に不足だったスクワットは近くの体育館で行い、人生でもっともウェイトトレーニングに励んだ時期でもありました。

またこの頃、姜氏門の伊与久先生と出会い公園や体育館で推手を叩きこんでもらいました。

ある日の夜9時ごろ、近くのコンビニに行ってくると妻に告げて出かけ、そこで伊与久先生とばったり出会い、そばの空き地で時を忘れて推手をして12時前ぐらいに家に帰ったところちょっとした一大事になっていました。
帰りが遅いのを心配した妻が警察に電話して安否確認していたのです。
事故にでもあったのでは無いのかと(・.・;)
無事だったの?と半分怒りながら安堵してくれましたが若かったのでそこまで気がまわらなったですね(苦笑
実に思い出深い笑い話です。

・・・もう訪れることも無いと思っていた修行時代の良き思い出の詰まった土地です。
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手裏剣

2016-03-02 10:59:42 | 日記
手裏剣


靖国からの帰りに伊賀忍者博物館に寄ってきました。

以前、家族と行った時にハマりました。

忍者は実にいい!!

少年時代にサスケやカムイなどのアニメを観て育ちコミックも全巻そろえていました。
青年期には真田広之の忍者映画を見て憧れていましたが、忍者に対する興味は潜在的に今も残っていたようです。

それで道場生を一度連れて行きたいと思っていたのでこの機会に足を伸ばしました。
結果、高校生たちはドハマり。

我が意を得たりです( ̄ー ̄)ニヤリ

アトラクションを見たあと手裏剣投げの体験を高校生達に誘われやってみました。
初体験です。
脇を閉めて真っ直ぐに十字手裏剣を投げているつもりが無意識にフォローするーを効かせてしまい斜めに流れていると指摘を受け、肘の角度を修正。
すると的には当たりませんでしたが良い感触を得ました。

頭の中で描いたイメージと実際の動作のズレを修正するのは武術修練の常。
もう少し投げたいところで惜しくも終了。

棒手裏剣は古術の福光先生に分けて頂いたものがあるので少し研究してみたいと思います。
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爆破予告?

2016-03-01 13:26:58 | 日記

昨日は御南道場に体験稽古の予定が入っており休会中のTさんにも来てもらえるように連絡をして楽しみにしていたのですが、
午後になって柔道場をお借りしている中学校の教頭先生から電話があり、市内の学校に爆破予告あって施設の貸出に規制が出たとの事。
http://www.sanyonews.jp/article/307080/1/

せっかく体験稽古の予定が入っていたのになんでこの理不尽なタイミング?
なんともやるせない。

楽しみが来週に伸びたと思えばいいのかも知れないが愉快犯のおかげで飛んだとばっちり。

あー、イジマしい(-_-;)

気を撮り直して来週に備えるべし。
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