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麻雀物語II(平和、デジパチ)

2012-05-31 12:14:08 | 現金機デジパチ

1992年(平成4年)に登場した新要件デジパチ「麻雀物語II」(平和)

 

★大当り確率:1/245

★賞球:7&13(無制限仕様)

★平均出玉:1900個(最高16ラウンド継続)

★保留玉連チャンアリ(全ての保留玉でチャンスあり。連チャン率…約23%)


前年登場の大ヒット機「麻雀物語」の兄弟機。大当り絵柄がピンズ(筒子)からマンズ(萬子)に変更された。

大当り確率は1/240⇒1/245にダウン。また、賞球が7&15から7&13に減った為、出玉は1900個と少な目。いずれも、無制限営業を意識したスペックである。

当時は、地域やホール或いはシマ毎に、無制限、ラッキーナンバー、一回交換と異なる営業形態をとっていた。本機のような無制限スペックのデジパチにも、ホール側の需要はあったのだ。

 

 

連チャン性は、初代と同じく、全保留玉で連チャンのチャンスがある。トータルでの連チャン率は約23%(正確には22.8%)と高い。

連チャンシステムも、初代と同じである。アタッカーのVゾーン入賞後、奥のセンサーを玉が通過するまでに0.5秒以上経過すると、ほんの一瞬だけ「エラー状態」となる。このエラーが、保留エリアを大当り乱数に書き換える契機となっていた。

Vゾーンからセンサーまでは距離がある為、普通に打っていてもエラーは頻繁に起こる。明らかに、連チャンを意識した構造と考えられる。

また、「大当り時にアタッカーに玉を一発も入れない」、「下皿を抜かずに玉を詰まらせる」、といった方法で、強制的にエラーを発生させる事も可能だ。

通常、このような方法は店側が禁止したが、中には、店員がエラー打法を客に教える太っ腹なホールも存在した。


当時、最寄駅の地元ホールに初代、隣駅の店に「II」が入っていた。ただ、「II」を入れていた隣駅のホールは釘が渋く、行ってもほとんど勝てない事は判っていた。

それでも、初代のピンズに飽きが来ると、「マンズの麻雀物語が打ちたい!!」と、隣駅まで足を運んだ。なんとなく、ピンズよりマンズの方が、揃った時に豪華な感じがしたのだ。

確か、大当りのファンファーレも、初代と「II」では違った気がする。IIの方は、初代よりも明るく華やかな感じの音だったような…。実機と再会して、音を確かめてみたいものだ。