まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

ピンクパンサー3(山佐、4号機)

2015-05-29 02:59:59 | パチスロ4号機


1999年(平成11年)に山佐から登場した4号機「ピンクパンサー3」
(Bタイプ、CT搭載)



THE PINK PANTHER and associated marks and characters TM &©1999
United Artists Corporation All rights reserved.
TM©1998 United Artists Pictures Inc.Licensed by MGM Consumer Products.




★払出し
「赤7揃い」「青7揃い」「赤7・赤7・赤ダイヤ」・・・15枚+ビッグボーナス
・「ダイヤ・ダイヤ・赤ダイヤ」・・・15枚
・ダイヤ・・・10枚
・バッジ・・・8枚
・チェリー・・・1枚
・クルーゾー・・・リプレイ


★ビッグボーナス確率 (通常時小役狙い+リプレイハズシ使用時の機械割※)
設定1  1/260.1 (100.138%)
設定2  1/234.1 (105.938%)
設定3  1/210.1 (112.534%)
設定4  1/188.3 (119.911%)
設定5  1/168.9 (128.058%)
設定6  1/147.6 (139.376%)

※「通常時小役狙いとハズシ効果はそれ程高くなく、実際の割はもっと低い」とする説もある。但し、本機は小役カウンター非搭載で、小役狙いの効果はあったし、ハズシについても、手順次第である程度の枚数アップは見込めたと思っている。




★小役確率
(通常時)
・1枚チェリー(中段)・・・1/5.9
・2枚チェリー(角)・・・1/23.4
・8枚(バッジ)・・・1/11.8
・10枚(青ダイヤ)・・・1/252.1
・15枚(青ダイヤ・青ダイヤ・赤ダイヤ)・・・1/1092.3

(ビッグ中)
・8枚・・・1/2.5
・JACIN・・・1/3.3(3枚掛け時)※
・10枚・・・1/252.1
・1枚チェリー・・・1/328.7
・2枚チェリー・・・1/328.7
・15枚・・・1/1092.3
※1枚掛け時=1/4.7、2枚掛け時=1/4.1

・JACハズレ・・・1/8192


★レギュラーボーナス非搭載


★CT(チャレンジタイム)搭載
・抽選契機・・・ビッグボーナス当選
・突入率・・・1/2(全設定共通)
・CT中は、第1、第3停止リールが「無制御」、第2停止リールが「引き込み制御」に変化。
(リプレイとボーナスは、フラグ未成立だとビタ押ししても揃わず)
・終了条件・・・純増200枚オーバー、60プレイ消化、ビッグ成立



(CTに関して)

ご存知の通り、4号機の「CT」(チャレンジタイム)は、役当選でビッグ終了後、リールが「無制御」(又は「無制御+引き込み制御」)となり、目押しで小役を狙い続けて、一定枚数までメダルを増やしたら現状維持でボーナス当選を待つ(規定プレイ消化でCTは終了)・・・というものだった。

このCT機が世に出る「経緯」を簡単に振り返ってみると、そもそも、パチンコに続いてパチスロでも「CR機」の登場が噂された事が契機だった。CRパチスロは、パチンコにならって「ビッグ後の確変機能」が認められると、密かに期待されていた。しかし、当局の方針により認められず(1995年末)、業界は落胆したが、確変に代わる新たなゲーム性を模索した。そして、一定の技術介入を駆使してビッグ後にコインを増やせる、「チャレンジタイム(CT)」という機能を編み出すに至った(1996年10月)。

ビッグ、レギュラー以外でコインを増やす従来機能としては、2号機から搭載された「シングルボーナス集中」があった。また、2号機では「フルーツゲーム」と呼ばれる小役の集中も認められた。一方、4号機の「CT」は、コイン増加を見込める点で集中と類似するが、その仕組みは従来機と大きく異なるものだった。

1997年5月に開催された「’97 パチンコ・パチスロの新型機発表展示会」(於・ホテルパシフィック東京)において、各メーカーは「試作CT機」を出展。このイベントでは、内規変更を受けて、パチンコの「新基準機」(確変リミッター付)が出展されたが、パチスロでも、サミー、ネット、ユニバーサルなど計11社が、「参考出展」という形で独自に試作したCT機を披露した。

この時、山佐も試作機を出したが、他社と同様に機種名はなく、下パネルに「チャレンジタイム/展示用試作機/デモンストレーション中」の文字が、ただ無機質に書かれていた。図柄は、大きなスイカなどがあって「ニュービッグパルサー」に近く、CT終了条件は「40プレイ消化、純増200枚以上、又はビッグ成立」となっていた。

但し、ここで出展された試作CT機は、いずれも保通協の検査で「不合格」となっており、実際ホールに出回る事はなかった。

この展示会から9か月後の1998年2月、千葉の幕張メッセにおいて「’98 パチンコ産業フェア」が開催され、ネットの「クロスCT」とサミーの「ウルトラマン倶楽部3(マンクラ)」の2機種が、「保通協を通過したCT機」として注目された。

なお、時期的に重なる両機だが、保通協通過の早かった「クロスCT」が、「業界初のCT機」(試作機を除く)となる。但し、ホール導入はマンクラの方が先だった為、当時の攻略誌の多くが、マンクラを「CT機第一弾」と紹介している。

同フェアでは、日電協の専務理事(当時)だった上田氏が、CT機開発にまつわる背景を語った。同氏によれば、CT機は96年の「業界自粛騒動」が開発の契機とされるが、実際は、その前から遊技性を向上させるべく、密かに開発が進められていたという。

上記CT2機種は、いずれも適度な「技術介入性」と「瞬発力」を兼ね備えていた。特に、サミーの「マンクラ」は導入率も高く、攻略意欲の高い若者のハートを掴んで大ヒットした。一方、ネットの「クロスCT」はゲーム性こそ優れていたものの、導入率ではマンクラに及ばなかった。これを契機に、他メーカーからもCTを搭載した新機種が続々リリースされた。

こうした流れの中、1999年(平成11年)3月に出た山佐初のCT機が、今回紹介する「ピンクパンサー3」だ。なお、同社は他にCT4号機を出しておらず、まさに最初で最後のCT4号機である。




(当時の実戦店)

本機を最初に打ったのは、小田急線・新百合ヶ丘駅北口の「Z」(現存)というホール(2F)。もともと、隣駅の「J」(現存)という店で、先行機の「ピンクパンサー」(初代、Aタイプ)を頻繁に打っており、大好きなピンパンの後継機がCT搭載で復活した事が、何とも嬉しかった。その後、本機と初代ピンパンを両店で堪能した事は、言うまでもない。

ビッグ中のサウンドは初代譲りのテーマ曲だったが、初代より本機の方がテンポが速く、メロディも微妙に違う箇所があった(JACサウンドも異なる)。

嬉しいような悲しいような「CT突入後の1ゲーム連」も、まさかの「ストレート1000ハマリ」も、「Z店」で最初に体験した事を思い出す。Bタイプでビッグ枚数が少なく、ノーマルビッグだと結構飲まれるのが早く、知らぬ間に投資がかさむこともあった。突入率1/2のCTも、妙なヒキの偏りで立て続けにCTがループしたり、引けども引けどもCTに入らなかったりと、波荒の一面も見せた。

また、新宿・歌舞伎町の「グリンピースタワー店」(4F)にも本機が設置されており、仕事帰りに丸の内からタクシーをすっ飛ばして直行・・・という「愚行」をよくやった。7枚交換のタワー店は、等価のZ店より平均設定は高い筈だったが、夕方の実戦で露骨な高設定を掴むのは容易でなく、適当な空台に座っては「マグレ一発」を狙っていた。それでも、本当にマグレが来ることが幾度もあった。なお、GPタワーは長らく(2006年の前半辺りまで)本機を残してくれた。


シンプルなようで奥深いリーチ目、リール上のLEDを活用した2種類のCT抽選演出、正確な目押しが求められたCT、Bタイプならではの甘いビッグ確率、連チャンでツボにハマった時の爆発力など、今振り返っても完成度の高いマシンだったと思う。

ただ、惜しむらくは、同時期に大ヒットしたアルゼ(当時)のCTマシン「アステカ」と、稼働時期が被ってしまった事だろう。これさえなければ、さらに名の知れた大ヒット機種になった筈だが…今さら嘆いたところで、仕方がない。




(主なリーチ目)

私の場合、いつも左リールは「青7・ダイヤ・バッジ」を狙っていた(チェリーをカバーする位置)。
その為、今回紹介するリーチ目も、そこからの派生型が多いが、ご了承の程を。

また、本機ではリーチ目の他に、リールの「スベリ」でフラグ判別できるケースも少なくなかった(4コマスベリで7がテンパったり、ハサミ打ちで右が4コマスベッて、ダイヤがズレたり・・・)。


ビッグ図柄の一直線なら、どの組合せでも全ライン鉄板。


左・角チェリー付ビッグ図柄の中段ハサミ目(鉄板)。右は赤ダイヤでも可。


左・中段チェリー付きビッグの対角ハサミ目(鉄板)。


ダイヤの「ダイヤ型」(菱型)・・・様式美を感じる形。


バッジのダイヤ型(鉄板)。


リプレイのダイヤ型。左下段にチェリーがなければ鉄板。


ビッグ図柄が対角に止まり、中リールに「ダイヤ・チェリー・ダイヤ」が停止。


中リールの中段ダイヤも、左右対角に7が挟めばリーチ目。


上段青7狙い時、よくお目にかかった「二確目」。但し、中リール青7の下はチェリーが条件。


右「チェリー・チェリー・青7」も超強力な目。青7の対角ハサミは、問答無用で二確。


左中段のダイヤの上が青7なら、右停止を待たずして二確。


ハサミ打ちだと、特にアツい。中リールでダイヤがハズれればOK。


上段青7狙いでハサミ打った時、右「リプレイ・バッジ・リプレイ」が停止すれば二確。


中リールでバッジが外れれば入り。


中段ダイヤハズレ目。


小役のWテンパイ。中リールでダイヤとバッジが外れればOK。


大抵バッジが揃うが、トイレ目にして席を立ち、戻るとバッジが外れてビックリ・・・のパターンも。

   
バッジの下段テンパイは、中・上段が「赤7」以外ならバッジハズレ目。


バッジの右上がりテンパイ+右下段に赤ダイヤが停止。


青7右下がりテンパイから、右枠下に赤ダイヤ停止。コンドルを彷彿とさせる目ともいえる。


中段ダイヤテンパイハズレ。


中段「リプ・リプ・ビッグ図柄」も強力な目。但し、左下段が青7だとNG。


中リールの「リプ・赤7・リプ」(強い形)を絡めた、いかにも山佐らしい小V型のリーチ目。


左上段赤7狙いなら、この形も頻繁にお目にかかる。


トリプルテンパイ・・・小役ハズレ目


小役ハズレ目。


この形は二確。




(CT抽選演出)

本機には二種類のCT抽選演出、即ち(1)ビッグを揃えた時、リール窓上のLED(計12個)ランプが3個まとまって左⇒右に走る「CTセンサー」と、(2)ビッグ終了後、LEDが左⇒右に1個づつ点灯していく「CTジャッジ」が存在した。前者は「ピカ吾郎」、後者は「ビッグウェーブ」(イカチェック)を踏襲したもので、ビッグの前後でCT演出が起こる、香ばしいゲーム性となっていた。前者はチャンス演出(一部は確定演出)、後者は完全告知的な意味合いを持つ。

★CTセンサー
・原則的に、LEDの停止位置が右に行くほど、CT期待度も高くなる。
・LEDのアクションは、ノーマル、ハイ&ロー(一旦停止後、再始動で「123」(ハズレ確定)か「101112」(CT確定)で停止)、ハイパー(CT確定のプレミア)の計3つ。ハイ&ローは、ビッグ後の「CTジャッジ」を待たずして、当否の結果が判る「先告知」パターン。
また、揃えたビッグ図柄によって、LED停止位置の意味合いも異なる。詳細は、以下の表を参照。


※(赤枠)・・・CT確定のLED停止パターン。「10・11・12」停止は、どのビッグ図柄もCT確定。
※いずれのビッグ図柄も、LED停止位置の振り分け率(選択率)と各々の突入率を計算すれば、全体的なCT突入率は、ピッタリ「1/2」となる。

表から判る通り、CTセンサーは、揃えたビッグ図柄によって、停止位置の選択率(振り分け率)が異なる。また、同じ停止位置でも、揃えた図柄でCT突入率が異なる(「10・11・12」を除く)。具体的には、揃えたビッグ図柄毎に、以下の特徴がある。


「赤7」・・・停止位置の振り分け率に極端な差はなく、LEDはどの位置でも万遍なく停止。また、原則通り、LEDが右に行けばいくほど、CT突入率もアップする。

「青7」・・・「10・11・12」の他、「345」「789」で止まってもCT確定。それ以外の箇所で止まった場合は、LEDの一番左が「奇数」ならCT期待度が高い。その分、左奇数の選択率は低い。

「赤7・赤7・赤ダイヤ」・・・CT期待の薄い位置(123、234、345)で停止しやすい反面、CT確定の「101112」で停止する確率も高い(丁半バクチ的な振り分け)。「123」を除いて、「一番左の数字×10」が、ちょうどCT突入率になる。また、LEDアクションは、ノーマルよりもハイ&ローやハイパーになり易い。


★CTジャッジ・・・ビッグ終了後に、ビッグウェーブの「イカチェック」よろしく、左から右にLEDが1つづつ点灯(徐々に高くなる効果音も特徴)。10~12の範囲で止まればCTが発動、9以下ならハズレという「完全告知」演出。LEDアクションは、ノーマル、2段階、スーパー、プレミアの計4つ。スーパーとプレミアはCT確定の演出。



(リプレイハズシ)

「逆押し」と「中押し」の手順があるが、今回は逆押しを紹介。
※時間効率を優先させて、完全順押し(適当打ち)でも可、とする考えもあった。

本機はBタイプで、小役ゲームは2回のみ。1回目は順押し小役狙い、2回目からハズシを行う。

ハズシ手順
(1)右リールの中段or下段に赤ダイヤを狙う。
(2)中リールは適当押し。バッジテンパイなら左にもバッジ狙い。この時、「下にチェリーが付いた赤7or青7」を下段に狙えば、取りこぼす心配はない。
(3)リプレイテンパイ時は、左に「青7下のダイヤorその下のバッジ」をテンパイラインに狙えば、ライン不問で外せる。但し、リプレイ上段受けは、左「チェリー・赤7」で外した方が容易。
(4)残り9Pで、順押しに切り替える。

※一説では、ビッグ中に変則押しをすると、特殊な制御(イジワル制御)が働き、8枚役の取りこぼしが多発するといわれた。逆押し時も、最初に赤ダイヤを「上段」に狙ってしまうと、「中下段」に狙った時より、8枚役の出現率が悪化した実戦データもある(但し、資料不足で真偽は不明)。



(CTの消化手順)

さて、本機最大の「お楽しみ」が、ビッグ後のCTジャッジ、そして当選後の「CT消化」である。
(CTセンサー及びCTジャッジについては既述)

CT中は、第1停止リールと第3停止リールが「無制御」に、第2停止が「引き込み制御」になる。その為、目押しを駆使すれば、15枚役(ダイヤ・ダイヤ・赤ダイヤ)を連続で揃える事も可能。

一方、CTの終了条件は、「純増200枚オーバー、ビッグ後60プレイ消化、ビッグ成立」の3つ。

CTの獲得枚数は、リール上のLEDが20枚単位で示唆。また、リール窓左下の7セグで、残りプレイ数を表示。さらに、ラスト10Pから効果音のテンポが上がり、やはりCT終了の目安になる。


順押しの場合、まず左枠内にダイヤを狙う。第二停止の中リールは引き込み制御が働き、左枠内にダイヤがある場合は、適当押しでも中リールにはダイヤがテンパイする。一方、ダイヤが左枠内にない場合でも、バッジが左枠内にあれば、左⇒中でバッジをテンパイさせる制御になっている。

ダイヤがテンパったら、右リールは、「ダイヤ・赤ダイヤ・ダイヤ」のかたまりを目安に、テンパイラインに赤ダイヤをビタ押し。成功すれば「ダイヤ・ダイヤ・赤ダイヤ」で15枚、±1コマで止めても、ダイヤが揃って10枚獲得となる。

但し、左はビタ制御なので、左枠内に必ずダイヤを狙う(適当押しは厳禁)。この時、チェリー付きダイヤを狙えば、右のビタ押しに失敗しても、ダイヤとチェリーの複合役で12枚となる。

なお、アルゼ系のビタ押しに慣れると、ビタのつもりでも、若干早めに押してしまう傾向があった(気がする・・・)。

そのまま15枚を取り続けると、上部LEDの点灯数が徐々に増えていく。1個点灯毎に「+20枚」で、9個点灯なら(10個目が点滅)、純増「180枚~199枚」を意味する。

但し、純増200枚オーバーでCTは終わってしまう為、そこから「現状維持」に切り替える。手順は色々あるが、例えば「バッジ(8枚)を1回取ったら(純増5枚)、2枚(角)チェリーを5回取る(5枚減)」を繰り返してもOK。とにかく、10個目のLEDが点滅したら、うっかり15枚や10枚を揃えて、CTを終わらせないよう注意する。左・中でダイヤがテンパイしたら、右は赤ダイヤが通り過ぎてから押せばよい。

ちなみに、CT中に「中⇒左」の順で押した場合(中押し)、第二停止時は、左リール中段に「チェリー」(1枚)を引き込む制御が働く(チェリーを下段に狙った場合は、そのまま下段にビタ停止)。左・中段にチェリーが止まれば、15枚は絶対に揃わないので、現状維持中なら「不慮の事態」を避けるべく、中押しも有効だった。

一方、CT中に「右⇒左」の順で押すと(逆ハサミ)、右枠内にバッジがある場合は、左でバッジをテンパイさせる制御が働く(右にバッジがない場合は、中押しと同制御)。よって、枚数調整でバッジを揃えたい場合、逆ハサミも有効。但し、チェリーとバッジが複合テンパイする事もアリ。

なお、本機のCTは「60P」終了と短く(あまりダラダラ長いよりも良い、と評価する声もあった)、CT序盤でモタついたり、目押しが不正確だったりすると、MAX枚数が取れない恐れもあった。やはり、正確な目押しで早くMAXの上限に近づけた後、現状維持を行う方が有利となった。

因みに、CT中は、第2停止リールが「引き込み制御」となり、順押しなら中リールにダイヤを積極的に引き込む(テンパイ制御)。したがって、左枠内にダイヤが止まったが、第二停止で中リールのダイヤがズレたら、リプレイテンパイ時を除いて「二確」となる。何気にドキッとする瞬間だ。



余談・・・ボス・竜吉・ネギ坊のCT機対決(本誌及びスロマガビデオ)

かつて(2000年)、スロマガの攻略軍団「キングコング」新リーダーの座をかけて、ボス・竜吉・ネギ坊(いずれも、当時スロマガ所属)の3名が、人気CT機で「ビッグ50回早掛け対決」を行う企画があった。会場は歌舞伎町・靖国通りの「新宿グリンピースタワー」。ボスは4F「ピンクパンサー3」、竜吉は3F「ウルトラマン倶楽部3」、そしてネギ坊は2F「ワードオブライツ」を対戦台に選択。

結果、3名とも(恐らく設定6)9000枚レベルの大勝ちとなったが、ピンクパンサー3を打ったボスが、現リーダーの「貫録」を見せつけて最速で50回に到達、終日でもビッグ60回を記録して圧勝した。勝者一名がレシート総取りのルールだった為、万枚近いレシートを3枚ゲットしたボスは、まさにウハウハ状態(「財布の中身が空だったのが勝因」と、冗談ぽく発言)。それとは対照的に、終了後、竜吉が力なく発した「また、タダ働きだよ・・・」の台詞も印象的だった。ネギ坊は、前半はCTのヒキが異常に良く、出玉でも突っ走っていたが、終盤にハマってしまい、ビッグ50回に届かず。もしや、当日遅刻したせいで、勝負の神様に怒られた?

(最終結果)
優勝・・・ボス(ピンクパンサー3)・・・ビッグ60回(CT30回) 9889枚獲得
     竜吉(ウルトラマン倶楽部3)・・・ビッグ57回(CT24回) 9793枚獲得
     ネギ坊(ワードオブライツ)・・・ビッグ48回(CT28回) 8863枚獲得