さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

久し振りの田圃歩き

2024年05月16日 | 野鳥

4月26日、公園の林では夏鳥で賑わってるようですが、この日は久しぶりに田んぼを歩いてみました。

あちこちで「ギョギョシ!ギョギョシ!」と賑やかなオオヨシキリ(大葦切)の鳴き声が聞こえます。田圃もいよいよ初夏モードに突入です。

期待したチョウゲンボウの姿もなく、途中で会った鳥撮りさんと「何も居ないですねぇ~!!」と慰め合う始末。

青空に元気に飛び回るのはセッカ(雪加・雪下)!! 遠くに姿が見えるも・・・・・・なかなか近くに止まってくれません。

繁殖期には雄のお歯黒姿が見れるのですが、この位置からは確認できず!!

セッカは一夫多妻.オスは繁殖期間中に次々と巣をつくっていき,多いときには20もの巣をつくるそうです。

そして一つの巣ごとにメスに卵を産ませ、ヒナの世話もメスに任せ!! そして次のメスを誘う巣づくりに励むとか・・・・

今までで、一夫十一妻になった例があるそうですから驚きです。

畦道をののんびり歩いてると・・・突然目の前にセッカがやって来たのですが・・・・茎が被って・・・・顔半分しか見えません!

下に降りてきてくれたものの背中側だけで、きれいな白いお腹が見えない!!

もう少しいいところに止まってくれれば良かったのですが・・・・

この時期の田圃にはあちこちでキジ(雉子)の姿も見ることが出来ます。母衣打ちを期待したのですが、そのまま茂みの中へ・・・・

公園の広場のタンポポの綿毛にはジャコウアゲハ! 何故か花には止まらず綿毛に興味があるようです。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)の群生です。

田圃にも水が入り始め、GW前後には田植えも始まりそうです。

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オオハシシギ夏羽冬羽比べ

2024年05月14日 | 野鳥

鳥ネタが尽き始めて、3たびオオハシシギの登場です。

今回は4月25日に撮った写真を大きくトリミングして、オオハシシギの夏羽と冬羽を比べて見ました。

まずは羽ばたいた時の写真から・・・・翼の表側もかなり色が濃くなっています。

そして、胸から腹にかけて・・・・

翼の裏側もコントラストが強くなっています。

こちらは、冬羽のオオハシシギです。上の写真と比較してみてください。

こちらは杭に止まった夏羽のオオハシシギ。(翼に影があって見難いですが、特にお腹の部分を比較してみてください。)

冬羽のオオハシシギ。

昨年秋から今まで居てくれたオオハシシギ2羽も、GW中に無事旅立ったようです。今年の秋に、また戻ってきてくれることを期待したいものです。

(余談)

オオハシシギはアラスカ、カナダ北西部、およびシベリア東部で繁殖し、主として北アメリカ大陸で越冬する渡り鳥です。

アジアでは日本で毎年少数が越冬するとされ、その場所も限られている云われてきたのですが、最近は越冬数も増えてきてるのでしょうか?

いずれにしても、この沼では3~4年前から毎年2羽が越冬していて、今や冬の常連さんになっています。

 

*今回は連載のためコメント欄を閉じてます。

 

 

 

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夏羽オオハシシギ、水面を泳ぐ?

2024年05月12日 | 野鳥

4月25日快晴、沼のコアジサシが気になるので、再び沼に出かけてみました。

肝心のコアジサシは5~6羽、あまり動きもなく、遠くの杭に止まったままなので、周辺を散策してると・・・・

沼にかかる橋のすぐそばの杭の上にオオハシシギが1羽、あまりに近くてびっくりですが、逆光気味で、しかもお休み中!😴

順光側の東側の岸へ移動してみると、橋の上の人に驚いたのか? 突然、杭から降りて・・・・

水の中へ・・・・まさか?

オオハシシギが水かきもないのに水面を泳ぐ???  推測するところ、杭と杭の間にかけられてる土留めの板壁の上を歩いてるようです。

そして飛び上がって、隣の杭へ・・・

さらに隣の杭へ・・・・この角度だと、胸から腹にかけて、夏羽に変化してる様子がよく分かりますね。

この日は日差しも強く、歩くと汗ばんでくるくらいの陽気でしたが、いつまで居るつもりのか?? この後、安心したように再び😴

もう1羽の仲間はすでに旅立った???気になりますね。

 

 

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鮮やかな花いっぱい!

2024年05月10日 | 

オオハシシギを撮り終えて、再びコムクドリを探してみたものの、やはり姿は見えず。諦めて、駐車場の傍にある花壇をパチリ!!

小さな花壇には色とりどりの春の花がいっぱい!!この花壇もボランティアの人たちで管理されてるのか??四季折々の花が楽しめます。

  

花の名前はさっぱりですが、なんとも色鮮やかな花です。

アゲハチョウ(ナミアゲハ)も活き活きしてます。

顔がいっぱい???スミレの花も種類が多いですね。

沼の横の公園の藤棚では、フジの花が咲き始めてました。

 

今回の花写真も鳥撮り用のレンズで代用です。

この日はコアジサシの様子を窺うことが出来なかったので、後日、訪れてみることにします。

 

 

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オオハシシギ受難?

2024年05月08日 | 野鳥

今回は久しぶりの鳥ネタです。

桜が散る頃になると桜並木にやって来るコムクドリ!4月23日、コムク狙いで沼に出かけてみました。

沼で、久し振りにMさんにお会いして話を聞くと、数日前から姿を見せていたようです。・・・・少し遅かったか??

遠くでコアジサシが5~6羽飛んでるのが見えます。今年も早々とやってきたようです。

コムクドリを諦めて、沼に目を移すと、遠くの杭にオオハシシギ2羽!! 昨年秋から、2羽揃って長居してるようです。

曇天日で水面の反射で逆光なので色が出ませんが、夏羽に変身中!!胸から腹にかけて、かなり赤味が増してきてます。

のんびりオオハシシギを眺めてると・・・・突然、こんな光景が・・・・隣の杭にコガモがやってきて・・・・

もう1羽のコガモもオオハシシギが止まっていた杭に突然割り込んできます。

追い出されたオオハシシギは、もう仲間のオオハシシギの所へ・・・・

さすがに2羽一緒に止まることが出来ず、諦めて・・・・

隣の小さな杭へ・・・・

なんとか止まったものの、居心地が悪そうです。

不安定でやっぱり居心地が悪いのか? すぐに飛び立って・・・

元居た杭に戻ろうとするも、相変わらずコガモが占領中!

諦めて・・・

さらに離れた遠くの方へ・・・この間、わずか2分ほどの出来事でした!

これだけ長く滞在して夏羽に変身中のオオハシシギですが、沼はすでに満水状態で、浅瀬はほとんどありません。

いったいどこで食事をしてるのか??不思議です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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