エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

「スーパー耐性菌」の 恐怖

2021-06-09 08:14:53 | “現代医学の功罪” 関連
東京工科大学の調査で「抗生物質 や 合成抗菌剤 が効かない スーパー耐性菌カンジタ・アリウス が、多摩川 下流域から検出され、今後 都市の水質汚染が懸念される」と、発表がありました。 何処から 耐性菌が流れ出たのか? その発生源は、現在 特定されていません! インフラ(下水・汚水処理場)なのか、農業用水(畜産・農薬)なのか、産業廃棄物(医薬製造廃水)なのか、分からない所に恐怖を覚えます。 抗生物質 は、感染症治療 に活用されていますが、過度の使用 によって耐性菌を発生する事が知られています。 医者が裁量で処方するクスリが、耐性菌の発生源と言う事です。 この事案を軽視すると、近い将来 新型コロナウイルス 以上の 蔓延・被害 が 予想されます! 

◎「悪夢の細菌」カンジタ・アリウス
 
(News week 資料)

アメリカでは、スーパー耐性菌 が全米 27州の河川で検出され、死亡者が出ています。 スーパー耐性菌は、インドが発生源と言われています。 インド政府の監視の目を逃れた製薬会社が、製造過程で危険な汚水を垂れ流した事で、抗生物質が変異した耐性菌カンジタ・アリウスが、河川 や 湖 を汚染し感染者を拡大した。 その耐性菌が、インド から アメリカ に拡散し、各地の河川を汚染したのです。 日本でも、スーパー耐性菌の被害が 確実に進行しています! 
カンジタアリウス は、インフルエンザより感染力が高いウイルスです。 数日で、世界中に感染を齎す可能性があります。 何が 恐ろしいのか? 耐性菌を治療するクスリが、存在しないからです! 欧米人が信じていた「抗生物質 神話」が、根底から崩れたのです。 今 アメリカの医者は、抗生物質を極力使用しない医療に、方向転換しているそうです。 なぜなら、耐性菌による被害者は、抗生物質を多用した人が、いち早く犠牲になるからです!

今年は、“東京オリンピック”の年です。 そこで懸念されるのが、外国人による スーパー耐性菌:カンジタ・アリウス の 接触感染 です。 誰が保菌者か、検査する術はありません。 用心するのは「持病のある高齢者」です。 免疫力の弱い人達が 危険です! 2018年、耐性菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌・フルオロキノン耐性大腸菌)が原因の死亡者は、日本で年間 8,000人を超えています。(アメリカ・ヨーロッパは 年 3万人強) 現在、抗生物質を常用されている方は、医者と今後の医療方針を話し合う必要があります。

スーパー耐性菌:カンジタアリウス 新型コロナウイルス は、現在 同時進行中です。 どちらも、治療法・治療薬 はありません。 対応策はあるのか? 強いて言えば、新型コロナウイルス 同様 世界の人流(交流)を 抑止 いや 停止 する事です。 難しい問題です。 しかし 策を講じないと、悪夢(大感染)は直ぐにも遣って来ます!