目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

恐ろしや思い込み

2023-09-01 | ミシン

昨日は満月でした。

月光の下で見る山々は神秘的で異次元の世界が目の前にありました。

 

九月が始まりましたね。

猛暑が続いた山里もさすがに朝晩はひんやりとして来ました。

 

昨晩も縁側で月が見えるのを待っているうちにうたた寝したら

その後しばらくクシャミが止まりません。

寝冷えの中の季節です。

 

先日久々に針仕事をしました。

 

その時に指貫が見つからず困った時に

そう言えば昔買った品の中に銀の指貫があったなぁ、と

思い出したものがありました。

 

昔アフガニスタンの商人から買った銀の指貫です。

 

指貫と言っても日本のそれのような指輪型ではありません。

 

そもそも日本の指貫はその名の通り指を抜いて使うもので名が示す通りの形状です。

でも私が買ったのは言わば

指帽子でしょうかね。

 

指に被せるタイプです。

 

購入した当時、使って見たものの、その使い方がいまいち飲み込めず

飾り物となっていましたが、

今回それを使って見たのですわ。

 

そうしたら何と、とても使い勝手が良くて、仰天しました。

 

如何して今までこの使い方を試して見なかったのでしょうね。

 

買ったその時から、その指帽子を見て使い方はこうに違いない、と思い込み

そこに少しの疑問も抱かず

勝手に使えないものと決め込んでいた自分に呆れます。

 

というのもね、その指帽子のてっぺんが平らになっていてそこに

如何にも針を当てる所はココだよって誤解を招きやすい装飾があって

それに騙されたのでしょうね。

やって見るととても使い辛くて実用的ではありませんでした。

そしてそれ以降何年も、使えないヤツと決め付けていた

その指帽子を何故に私は再び持ち出そうとしたのでしょうか。

深層心理は分かりませんし、そんなものがあったのかも分かりません。

ですが私はそれをまた使って見たのです。

 

それも今度は針を帽子の天辺では無く胴体に当てました。

 

するとどうでしょう。

何と針が指帽子の装飾部の出っ張りに当たって

とてもスムーズに進んで行くではありませんか。

運針がこんなに楽に出来るって気分が良いですよ。

 

という訳で、持っていた指帽子が優秀な裁縫道具だったことに初めて気がついた次第です。

ちょっと恥ずかしい話ですが、

書きながらまた宝の持ち腐れになってしまう所だったと気が付きました。

針が止まる出張った装飾は猫の形をしていて

帽子をよじ登ろうとしているのと、下りて来た猫と、丸まっているのと

三匹います。

アフガニスタンの銀細工士に依る手仕事で作られた物だと思われます。

 

百均で買ったものはついぞんざいに扱ってしまうけど、コレは無くせば終わりの一点もの、

大事にしたいです☆

それにしても恐ろしいのは思い込み。

昨日は神様が降りて来て教えてくれたのかもしれません。

何故か、生きてて良かったと思っちゃいました。

写真を載せますがなにぶん小さいので良く見えないかもしれません、あしからず。

 

指を被せる部分の直径は一、八センチでした😄

指には嵌まらないけど良い感じに使えます☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (tenmaru666)
2023-09-01 16:27:18
ほんと、
猫ちゃんがいる!
素敵ですね、

針を持つ時間がとても長いので、
使ってみたくてたまりません。

どこ探したらあるでしょう?

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