やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

津軽 

2022-01-29 10:16:32 | 山旅(国内)
東北三大半島、男鹿半島・津軽半島・下北半島を巡る旅に
行ってきた
お客さんたちが「これまでで一番最高のお料理だった」と言われていたように
毎回、朝・昼・晩とすべてが最高においしい郷土料理、新鮮な魚介の連続で
私も最後、バスでマイクでご挨拶をする頃にはおなかがいっぱいで
あと一呼吸でボタンがはじけるのでは・・・と思われたわ。

今回は男鹿半島から秋田の日本海側を北上し、青森の両半島の先まで行き、
東北のうまい海鮮の贅沢をもう見せつけられすぎた。
このあたりの方々は舌が肥えていると自ら認められている。なのでよそにいって
半端なものは食べれないし、めったにおいしいと思えないそう。

そして、今回は、特に歴史、文化を深く勉強してみることができたので
津軽がどういうところなのか、南部との違いは・・・が
強烈に心に残った。南部藩、津軽藩、斗南藩、会津藩の歴史、
武将たちの先見の目、かけひきが歴史を変えていく・・・
そういったものに思いを馳せながら、雪と海の景色を眺める。

移動しながら、竜飛岬で石川さゆりさんの津軽海峡冬景色は当たり前で、(しかも風景にぴったり)


津軽の三味線、ねぶたばやしを聞きながら走り、さらには
津軽の人の飾らない、素朴なあったかさに触れ、もう大好きすぎて
東京に帰ってきてからも、津軽の日本酒を飲みながら
また三味線を聞いて、思い出し、、溜息つく、って感じなの

いいわあ、本当にいいわ。津軽
津軽が強くて濃い感じ。
夏になったらねぶた祭に行ってみたい。
(今回は青森の津軽文化の濃いところにいた。八戸,十和田のあたりは
南部文化になる。そのため、今回は津軽が心に残った。
だいたい、青森といえば、津軽の文化が強い、過去には
南部・津軽、双方の確執があるわけ、それは今でも人々の心には感覚的に残っているよう)

雪の青荷温泉はランプの宿、ここのお父さんも
津軽弁で最高に素朴であったかい、また次回のツアーでも行くので
再会が楽しみ。歌など歌ってくれて。なんともいえない、素朴なオーラなの。
そして雪の温泉のあたたかいお湯につかりながら、ランプと雪を見つめる
そのときの静寂。地球の他の現実世界のことは忘れている感じ。








旅っていいね。



下北半島
恐山最高峰 釜臥山


むつ市を流れる田名部川 その向こうには八甲田の山々


冬にはほとんど誰も訪れることがなく、さすが西遊旅行と言われた下北半島 仏ケ浦




八甲田 (お客さんたちが写っているので画像を小さくしています)




ストーブ列車 と、高倉健さん?笑

定番のするめをあぶり(このするめの分厚いことよ、そして安い と、日本酒)








太宰治に宗像志功
五所川原の立佞武多

余韻が大きい旅だった

今、旅日記作りがんばってます
(西遊旅行の旅ではツアーのあとに添乗員が何十ページにもなる
写真と文章のオリジナル日記をご参加のお客さまに作って差し上げます)

家にいると家事、仕事、一日二回一時間半から二時間使うすみれちゃんのお散歩で
めっちゃ余裕ない
あぁぁぁって感じ。

今回は高橋竹山さんの三味線にわたしは完全に魅了され
はーたんにも聞かせたら,習いたいなあと言っていた。
聞いてみてくださいね!



*

今、先のツアー作りのことも頭にあり、
まずは、5月上旬に究極の(これまでにない)ジオサイトとパワースポット
の秘密の場所の山歩き&おいしい料理の「熊野」3泊を計画していて
来週にはまずは知っているお客さんたちからご案内していきます。
待っていてくださいね。