Wild Plant

Colonel Mのブログ

色々と遅れてます

2019年05月31日 | DIY
桁の加工は、昨日あたりまででだいたいOKだと思うのですが、
その先の隅木の加工の理解が全然進んでいませんm(__)m

で、昔話を少し

この小屋組みに関わる話ですが、
私は、二十数年前まで公園の休憩施設や遊具を施工する会社にいました。

ある時メーカーさんから電話が有り、とある地方の公園計画で設計に折り込まれ、
私もメーカーさんへ見積もりを出していた仕事が、地元の力で・・・・
くつがえされ、地元の業者が施工することになったと言う事でした。

と、ここまでは昔はよくある話でしたが、
可哀想なのはメーカーさんで、設計段階から営業をかけて、
仕事が決まった段階で横入りされて、売上も利益も全くなしになる訳です。

でも、話の本題はそこではなくて、後日談が有って

メーカーさんの図面には、今私が描いているような
細かな納まりとかは種々の大人の事情も有って描かれてないわけです。
唯一「詳細は職人の技量による」と書かれている・・・・嘘ですm(__)m
下請け業者とメーカーさんが相談をして、問題の無いように加工、
施工をしていたわけですが、こうやって横入りされるとそう言う事後の打ち合わせ?
事前の打ち合わせが、なくなって制作業者の勝手な考えで作られることになります。

で、たまたまですがこの物件の場合、納品された年の秋に大きな台風が来て
3.6m□だったか4.5m□だったかの屋根が、屋根だけ飛ばされると言う
事件?事故?が起きて大変な事になったそうです。

ようは、小屋組みを固定しておくのに一番有効なのは
昨日書いた「重ね臍」や「特注超ロングコーチ」よりも、
柱と桁を繋ぐ「方杖」を取付けるのが一番だろ
と、私は思います。

本来「方杖」は横ブレを押え、固定する部材でしょうが、
同時に小屋組も固定することになるので、大変重要だろうと・・・

半分素人のおっさんは、思いました。


て事で、今日は失礼しときます~~!



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柱と桁と隅登??

2019年05月30日 | DIY
訳解んないタイトルだけど、まっ良いか?

昔、寄棟の当にこの隅木を「登桁」だと言って聞かない人がいたのを思い出しただけです。
その人は、デッキとかの「大引」も「ダイビキ」と言って聞きませんでした。
「お前は通販か!」等と言う突っ込みが入れられるほど、当時はまだ通販も盛んではなかったのが
残念です。

置いといて、タイトルの三部材、四本の接合ですが、この小屋組みシリーズの最初方に揚げた



この絵に、既にちらっと見えているように(柱の芯の上、隅木の木刃面に 柱と色を変えてありますが)
本格的に加工される方は、柱の先端を加工してこの様に隅木の上まで貫通す
臍を作って接続固定されているようですが、これは工法の都合と、材料の都合と、
職人の力量の都合とでなかなか大変でしょう?



臍の形は少し違いますが、こんな感じにして隅木を入れた後で臍に楔を打ち込んで
地獄にして固定していたようです。
兎に角、ここまでチャンとした加工をしようとすると、基礎の部分とかを考えると
3mの材料ではほんの数センチ長さが足りないと言う事になったり(基礎が地中埋設の場合)
大工さんに、これだけの加工が出来る時間を与える事が出来なかったりで・・・
要するに、結局は経済的な都合なのですが・・・

なので、私がこの業界で現場監督的に仕事をしていた頃は、桁だけはしっかりと臍で決めて、
隅木は、引っかかる程度の臍で位置だけ決められるようにして、
後は、上から長~~いコーチスクリューを別注して打ち込んでましたが・・・
このコーチスクリューの方が高くついた??ような??

三部材の組み合わせはだいたいこんな事で良いかな?

後は桁同士の会い鉤部分は、今回は



桁の下の部分を60mm残しと60mm鉤込みで合わせました、
桁自体が180mmで隅木の鉤込みに基準部分で≒60mm有るので、残りの
120mmを半分にした感じです。

こんな感じで、概ね良好だと思うのですが、何時もの事で
ほぼリアルタイムで、考えながら、思い出しながら書いているので、
抜けている所や、忘れている事が有るかも?有るはず??

茶にしよう・・・・ではまた。

(五時発見修正)
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お出かけしてました!

2019年05月29日 | DIY
今日は、午前中用事が有って出かけておりました。
クタバッタ訳ではありません、あしからず。

さて、桁の加工です。
昨日までに、垂木の勾配の背と、隅木の勾配の背を出しましたが、
必要なのは二つの差で、隅木の勾配の背≒156mmから、垂木の勾配の背≒97mmを引いた
≒59mmを勾配に削り落としてやります。



再度の図面、この図面の下の方の良く解り難い絵のように削り落とします。
寸法は削り落とす桁に対してのみ描き込んでありますが、絵の右側の寸法が
桁の手前の面の削り込む深さで、
左の寸法は、桁の裏側になる面の削り込み深さの寸法です。
で、中央に描き込んであるのが、先ほどの計算から出てくる≒59mmと
垂木の勾配の背≒97mmと言う事で、これが削り込む深さの基準で、
柱芯の直上での深さになります。
更に上に引き出している寸法の下段が手前、上段が裏の平面的な位置になります。
何だか、斜めに削り込んでいくのが少し妙な感じもしますが、
この部分は、隅木の為の鉤込みですから、こんな形で正解です。
但し、図面にある数字は、すべての条件がこの図面と同じでないと
参考にはなりません、屋根の勾配が変わり、部材の大きさが変われば
当然、削り込む深さも、削り込む角度も変わりますからね。

ですから、まず垂木の勾配の背と、隅木の勾配の背を出して、
その差を深さの基準として、図面の柱芯(桁芯の交錯しているポイント)から
隅木の流れに合わせて、それぞれの方向へ対角の屋根勾配で削り込んでやります。
いきなり丸鋸で差の深さまで切り込んじゃだめですよ
勾配とは逆方向へも(水下だけでなく水上へも)削っていかなくてはいけませんので、
(図面の間違いに気が付くオヤジ、平面で桁が縦と横で逆になってました。3Dも)



(又しても昨日の絵)
しかし、この鉤込みは何か良い手はないのかな?取敢えず浅い方の深さに合わせて
段々に丸鋸を調整して櫛目を入れといてから、更に手鋸で勾配に切込みを追加して、
殴り(金槌)とノミですかね??

????如何に昔大工の仕事を監督してなかったかがチョンバレだな~~????
まッ良いか?桁は、だいたいこんな感じです、??上の絵にある上向きと左向きの
鉤込みは、どちらも垂木用の鉤込みなので、要領は前に説明したのと同じです。
ただ、基準になる桁の通り芯が、直交してくるもう一方の桁の通り芯になるので
ご注意を・・・・

まだ、桁同士の会鉤と方杖、火打の取り合いに、大体、柱との接合をどないすんねん?

・・・・    ではまた    ・・・・・サヨナラ~
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段々不安になって来る⤵

2019年05月28日 | DIY
て、まだ始まったばかりなんですけど。

・・・次は、隅木の高さを決めなくてはいけません・・・かね??
「隅木は120x150って、言ったじゃん~」て声が聞こえそうですが、
そこは、45°回して有ったり、勾配が付いていたりで・・・有る訳ですよ、??
多分、



と言う事で、昨日揚げた図面で予習復習ですが、昨日書いた垂木の鉤込みからさらに上に
垂木の寸法と、何処から出てきたのか良く解んない数字が書いて有りますが、
ここからですね。

ます、90mmは言わずもがな、垂木の背の高さで、36mmと言うのは、
屋根勾配四寸から出てくる数字、つまり10:4=90:36と言う事です。
で、96.93と言うのは、この90:36の三角形の斜辺なので、ピタゴラスで(久々の登場)
計算した物ですが、勿論、わざわざ計算機を使う必要はなく、現物の垂木に差金を当てて
ポイントを取って、計測したのでもOKです。

それで、隅木に戻ります、と言うか取敢えず隅木の高さを考えます、
要領はさっきの垂木と同じなんですが、肝心の勾配が変わります??
「同じ屋根なのに、勾配が変わる訳ないじゃん!」なんて
思う方も居られるかも知れませんが、代るんです。
と言うのは、隅木は見ての通り屋根面に対して45°振って取付けられる部材ですから
屋根の勾配が変わらない分、隅木の勾配を変えてやらなくてはなりません。
(何だかこ難しい言い方してる??)

で、どおするかと言うと基本14.1421356:4として勾配を取れば良い訳です
45°の対角線ですから単純に10:4の10の方を√2倍してやれは良い訳ですが、
お陰で垂木の時と違って計算はややこしくなります、
150(隅木の正の背)÷√2×0.4(勾配)=42.42640687mm(150mmに対する勾配の登)
で、この≒42.4mmを実際の隅木に先ほどの垂木と同様にポイントを取って
その長さを測ると、155.88458mm≒156mmになっていると思います・・が・・??



ここまで何をやっているかと言えば、要は桁を加工するにあたっての下準備な訳で、
ここからが・・と言うのにも・・まだ少し早いですかね・・??

何分自分自身が満足に理解できてないですから・・・



兎に角、桁のこの部分を加工するために色々とグダグダやっていると言う訳です。


でわ又

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うん~~、さて~??

2019年05月27日 | DIY
先週、さも簡単そうに書きかけましたが
いきなり突き当たっています。



まずは、ここからだと思うのですが、
ここは、見ての通りで(見ても何のことやら解らん!?)
桁の上に垂木が乗ってるだけなんですが、


(プリントアウトして、このまま使うと言う事は少ないでしょうから、紙の大きさ等は省略しました)

こお言う事ですね、柱芯、桁の通り芯に垂木の下の木刃面を合わせて既定の屋根勾配に合せて
桁を鉤込むなり、削ぎ落とすなりして垂木が勾配に取り付けられるようにします。

この絵の場合、屋根勾配を四寸として、桁を120x180 垂木を45x90 後で出てきますが
隅木を120x150 で描いてみました。
で、図面にある様に、桁の木刃の半分の60mmに対して四寸勾配で24mm勾配に鉤落としてやります。



こんな具合、手前のやつね、割付はこの絵の場合は、垂木と桁の通り芯も合わせてあるので、
柱芯から垂木ピッチの450mmで割り付けていきます、部分的にカジルのが面倒なら、
丸鋸で一気に桁の端から端まで削ぎ落としても良いですけど・・・・
そんなことやってると、「部材の欠損が大きすぎるやろ」とか「強度あるのか」とか言われて
大変な事になるのでしょうが・・・・・・

そもそも、今時こんなことやって建てられてる家がどれくらい有るのかな??

取敢えず今日はこの位にしときます。
まだ頭抱えてる部分が多すぎて・・・

では又
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