トルストイといって思い浮かべる作品は、
アンナカレーニナ、戦争と平和 どちらも本で読んだり、映画を見て感動した
堅苦しくてとっつきにくい、ロシアの文豪で手の届かない遠い存在
映画 「終着駅 トルストイ最後の旅」を見て少し印象が変わってきた
美しい風景の中で暮らす生活、
有名になれば、どうしても出てくる難しい問題、著作権や遺言・・・
奥さんや子供、彼を尊敬するとりまきの人々 いろいろもめた様子が、描かれている
悪妻?の気性の激しさや、行動にはびっくりしたけれど
自分に正直で時には 可愛らしくも見える
最後までロマンチックな二人には、涙が溢れてきた
見終わった後、トルストイがとても近い存在に感じられた
ひとは悩んだり愛し合ったりして生きている
そして最後は死んでいくことに変わりはない
そんな事を優しく教えてくれているような映画だった