andante-life

時どきの感動をつづります

母 ・ふ・た・り・

2017-05-14 | 家族の事

母の日 がくると思い出す  亡くなった 相棒の母、ワタイの母のこと

義母

相棒が10代の頃、義父が亡くなり その後義母は苦労しながら一人で5人の子供達を育て上げた

相棒と結婚してからは九州に住んでいた義母のもとへ時間の許す限り、子供たちを連れて帰郷した

とても喜んでくれて、大事にしてもらった覚えがある

我慢強くて温かく静かにいろんな話を聞かせてくれた事 いつも微笑んでいた顔を思い出す

倒れて入院生活に入り、兄弟で代わる代わる付き添った

最後は相棒と二人で看取りました 両方から手を握って声を掛けて送りました

静かに逝かれたと思った、ちょっと寂しかったけど気持ちは穏やかでした!  

働き者で几帳面   適当でのんびり屋の父と、時たまケンカしてた記憶が

子育てにも一生懸命、よく怒られた   キチンキチンと! 

一日中動いてたような~洋服や着物は手作りで育ててくれた

認知症が始まり、家で一人暮らせなくなり老人施設へ

老健を3か月毎に移動、特養に入ってからも3姉妹でよく見舞った

10年余り、時には外泊  実家だったり近くの旅館だったり 3人で介護しながら楽しんだ日々が

最後の看取りは姉妹2人で、 お世話になった主治医が優しいDrで 『耳だけは最後まで繋がってるから』って教えてくれたので

・これまでの楽しかったこと・感謝の言葉・を何度も声掛けしながら すると母は応えてくれた

心電図モニターの針が上下に動く

信じられない位、長ーい時間だったような 何分位だったろうか?

≪もういいよ!有難う!≫ って 別れのとき、静かに波が引くように!でした  

 

 淋しくないようにギリギリまで付き合ってくれた母

今 思い出すと ホッと温かい別れでした  

 

 

今日も見て頂いて有難う