週末のひとりごと

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終末まで、残りたったの90秒

2023年06月10日 | 日記

 今日6月10日は「時の記念日」です。国民の祝日などではありませんが、中学生の頃から意識していた記念日の一つです。中学1年の中間試験のときに、父から初めて腕時計を買ってもらった思い出があるからです。それが、当時とすれば、たぶん最先端、セイコーの自動巻き腕時計で、初めて左手首に着けたその重さを感じ、試験終了まであとどれくらい時間があるかを自分で分かるようになった喜びで、とにかく嬉しかった。それが6月10日だったかどうかは忘れたけれど、私には腕時計記念日。そして時の記念日という日をすごく意識するようになったわけ。

父の日や形見の時計自動巻き

時の記念日は、今の国立天文台などが1920(大正9)年に制定したものです。わが国最古の歴史書「日本書紀」の中に、天智天皇が漏刻という水時計を初めて使ったという記述があり、その日をグレゴリオ暦にすると、671年6月10日になるからなんだって。いまの日本人は、たぶん世界一ぐらい時刻に敏感で、約束とか守るけど、当時は欧米の先進国から日本人は時間の感覚に乏しいと言われていたらしいんだって。

私は、今では「時の記念日」がやってくると、どうしても気にせざるを得ないことがあります。それはズバリ「終末時計」です。終末時計は 米国の「原子力科学者会報」が定期的の発表しているもので、核戦争などによる人類の終末を午前0時とし、それまでの残り時間を「あと何分何秒」という形で示すものなのだけど、それが、2023年の終末時計は「残り90秒」と発表されたんだって。

2022年では「残り100秒」となっていたから10秒進んだわけで、その理由というのが、ロシアによるウクライナ侵攻とそれに伴う核兵器使用のリスクが増大したこと、らしいです。あとは気候変動がもたらす継続的な脅威や、新型コロナウイルスなどの生物学的脅威に関するリスク低減に必要な国際規範や制度が機能停止に陥っていることも要因になったと指摘されているらしいです。

どれもこれも、個人的にどうにもできないけれど、なんか怖いっぽい。かつての我が国がそうであったように、危ない人に国を任せてはだめだよ。露といい、中といい、北といい、どうしてそんな国々に囲まれちゃってるんだろう。誰か時計を止めてくださいって感じ。 

時の日や終末までの一分半

ということで、今日の曲は、わらべの「時計をとめて」と、ついでに 河合奈保子の「けんかをやめて」と、もうひとつおまけに「夏のヒロイン」の3曲にします。けんかをやめての歌詞には「私のために争わないで」という部分があり「誰が争うもんか、何様のつもり?」とか言ってた輩がいましたが「竹内まりやが書いた 単なる歌詞に、そこまで言わなくても」と思ったことがありました。