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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

レモンのママ、ぬかみそのおふくろさん

 きれいな青い稜線がはるかに浮かぶ山々の手前に赤や黄色やうすみどりのリンゴがあちこちになっている長野に3泊4日しました。すでに書いたように住民ディレクター講座をやってたのですがとても大きな底力をずんずん感じる日々でした。風土とおおいに関係あるのでしょうが残念がら長野はいつも着いてから帰るまでフルに仕事をしているので(夜は飲んだりはしますが・・、これも仕事の一部でもありますし・・)ゆっくりと歩いていません。

 話は聞いてますがやはり歩いて感じるものが大事です。ただ今回もそうですが人には老若男女様々な層の方とお会いしていますので人間から来るある種の底力というか、強いエネルギーは感じます。きっと地元の方々は自覚されてないでしょうがそのエネルギーは住民力といっていいと感じています。長野の住民ディレクターは阿部今日子さんを中心とする長野市社会福祉協議会のボランティアセンターの女性たちの活躍が目覚ましいのですが上司の課長や室長さんは目立たずにしっかりとフォローされているのもじわりじわりと伝わってきました。

 小学校の授業での住民ディレクター体験、大人の住民ディレクター講座と続き3日目に受講生の家族やご近所を誘っての上映会をしました。二日間、夕方からはボラセン(ボランティアセンター)の職員の皆さんで上映会に間に合うように編集するのですが1日目は閉館直前の22時まで。2日目は21時30分まで、そこから飲みに出るという元気です。ボラセンでの編集光景はどうみても住民テレビ局です。後ろの席では別の女性たちが遅くまで企画会議をしています。熊本のすみっこの台所のような自然と女性陣が集まって井戸端会議に花が咲き、そのままそこから生まれるものが企画になっていくようなテレビ局の姿が見えました。

 暮らし、生活を土台にした住民ディレクターの地域づくり活動は家族や地域活動の中心である「お母さん」の力の表れがスムーズに行くことだといつも感じますが長野はその典型的なモデルのようです。ずーいぶん昔に「ママはレモンの匂い、おふくろさんはぬかみその匂い」という西郷輝彦の歌がありましたがぬかみそのおふくろさんが風土にぴったりです。歌詞はどっちも好き、と続くのです。要は自分たちの資質、風土を活かして豊かに暮らすことが生活なんでしょう。

@写真 右端が阿部さん、ボラセンの同僚の皆さんと

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