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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

熊本、岩手、福岡の「民・官共働」スタイル。

 平成8年春に全国に先駆けてスタートした住民自治番組「使えるTV」はJCNくまもとで2時間番組としてはじまり現在毎月30分番組を制作中です。最初で最も長寿の住民自治番組ですが17年目にしてやっと実現したことがあります。

 写真のカメラマンとタイムキーパーはJCNくまもとの制作トップのチーフディレクター井手さんと営業部長からコンテンツ担当になられた益田さんですが遂にケーブルテレビ局との実質的な共働の形ができつつあります。16年かかったということではありますが途中何度か共働の提案や試作の機会はありましたがなかなかお互いの事情で続きませんでした。

 今回は益田さんが約1年間現場に通い続けてくれた上での制作参画ですのでいよいよ新たな段階に入りました。わたしたちのNPOくまもと未来、澤副理事長が実質プロデュースして来てくれた住民ディレクター番組ですが人の和を成すネットワークは木を育てるようにじっくりじっくりと熟成していくものです。珍しく会館の応接間がスタジオになったのも副館長の出演という事情もあったのですがこのへんの臨機応変のスタジオ運営も継続の秘訣です。

 NPOくまもと未来の膨大なノウハウ集がそろそろ世の多くの方々のお役に立つ日が来たことを強く感じた昨日でした。「村民スタッフと東峰村役場」、「岩手県住田町の町民スタッフと住田テレビ」、そして「NPOくまもと未来と熊本ケーブルネットワーク」の「民・官共働」の仕組みは全て住民自治のモデルとして同時に逞しく動き始めました。


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