東峰村の少年野球チームの収録番組の編集をしていたら小学生ながら男の世界をしっかり醸し出していて頼もしい。試合中のお母さんたちの黄色い声が球場を盛り上げる。いつも書いているが東峰村の子どもたちは自然の中で逞しく育っているので一挙手一投足が実に素朴で顔の表情が豊かだ。テレビは見事にそのまま映し出す。これぞテレビの役割だ。
一方で既存のチャンネルでは国会やタレント番組が流れているが表情の豊かさで圧倒的にチャンネルはとうほうTVにいく。村の子どもたちのこんなに豊かな表情と試合を振り返っての感想や次への希望が日頃のままに語られる番組が日本のどこかにあるのだろうか?世界中探してもあるだろうか?とマジに感じる。老若男女の出演者が村人なのでいつもその素朴な魅力が溢れているのだが意外と村人には気づかぬことかも知れない。
ネットで流すのは難しいという話は未だあるが、この子どもたちや大人たちも含めて東峰村の一人一人の豊かな表情をお伝えすることは大事な仕事と考えている。現代では男の世界というとドロドロした空気を想像しがちだが、何とも爽やかで素朴で魅力的な男たちである。この子たちは大人になっても、もうここまで育っているので曲がることはないだろうが曲がらないで真っすぐ生きていける場を早く作ってあげないとと感じながら編集している。