ふっと閃いて窓の外を見ると早朝の富士山が賑やかに雲を従えて逆光に輝いていた‼︎
窓の内側には今話題の「地方消滅」の文庫本、元総務大臣、元岩手県知事の経験者の著書だ。2,040年には東峰村人口は1,274人、出生率に大きく関与する20歳~39歳の「若年女性」は55人になるとのデータが出ている。この世代の女性が増えないと人口減少に歯止めがかからないとの論点が注目を集めているようだ。
著書はこれから読むとして、東峰村には窯元の奥さん達というモデルがある。昨年、大河ドラマ「軍師官兵衛」の追走番組が成功して総務省地域情報化大賞の総務大臣奨励賞をいただいた、実は今はその復路だが、その追走番組で官兵衛、長政親子によってもたらされたのがわが村の基幹産業である高取焼、小石原焼だ。今は約50軒の窯元があり、嫁いで来られた奥さん達はいろんな意味で村の活性化に貢献している。
しかも地域づくり人材の三種の神器⁈「よそ者.馬鹿者.若者」の3つとも兼ね備えている女性もいるかもしれない。現在、村の様々な分野の女性で結成された東峰ムラガールズなる集まりが活躍しているが窯元の女性も多い。「地方消滅」で話題の若年女性の「ちょっと前のモデル」がムラガールズだとおもう。
東峰テレビは昨年、NHK大河ドラマの追走番組で全国的なネットワークを紡いだ。そのネットワークを基盤に4月から「地方創生」をテーマにした全国生放送番組をあさくら広域地域をベースにスタートする。メディアやICTを活用するのは人であり、生活道具として磨きをかけるのも人だ。「暮らしの知恵を受発信し、豊かな生活を創造する」を理念に20年間地道に活動してきた住民ディレクターという生き方の出番が整い、地方創生の実現に向かう時を強く感じる。
そして「若年女性」や「よそ者.馬鹿.者若者」のモデルでもあるムラガールズのこれからの活躍に大いに期待するし、一緒に様々な企画や事業を仕掛けていきたい。