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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

「人に媚びず 富貴を求めず 」官兵衛で國創り。

 「我人に媚びず 富貴を求めず」 黒田官兵衛の言葉です。

 戦国の世にこの言葉を堂々と発することができたことはわたしたちの想像をはるかに越えた大胆さであったと感じます。信長、秀吉、家康に仕え、特に秀吉の軍師として乱世を終らせる大事な役目を果たしました。関ヶ原の戦いで息子の長政が活躍することで天下取りのチャンスをあきらめざるを得ない状況になったという逆説的な人生がまさに官兵衛の生き方を象徴していると感じます。そして天下をあきらめるとさっさと引退して家督を長政に譲ってしまう決断力は当時の世界では驚異のスピード感だったでしょう。

 官兵衛はキリシタン大名でもあったので信義を重んじ正直を通したようです。それによって危機にも合いましたが最終的にはスマホもメールも無い時代に「会わずとも信頼を得」、次々と危機を乗り越え、秀吉の軍師として活躍し乱世を終らせていきます。戦国の世の「軍師」という策略的なイメージを払拭し、やっと正直に生きられる時代を迎えた現代に官兵衛という人物像が蘇っていく1年になっていくのでしょう。

 「官兵衛で國創り」はそのプロセスを地域というフィールドで展開していきます。



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