以下は八百万人の15元中継スタッフにあてたものですが公開いたします。わたしたちの主旨をご理解いただければと願います。
スタッフの皆様へ
再びあらためて今回の中継の主旨ですがふつうの庶民のありのままの年越し、正月を伝え合うことです。これまでずっとテレビが伝える年末年始風景を見てきたわたしたちは実は「テレビを見ながらしているごくふつうの年越し光景、正月光景」があってその姿を知り合うことがとても大事なことなんではないだろうか、ということです。テレビ画面には「紅白」や「ゆく年くる年」が共通に出てきますが今回はネット画面上にそばをゆでる家庭やおせちづくりの追い込みに精を出す家庭、地域の伝統行事に参加する人、仕事でぎりぎりまで頑張っている人等等を映し出すことで、これまでに全くなかった目線を多いに共有しましょうということが主旨です。
それで何がどうなるか?その答えはわたしたちがやってみて気づくことでしょう、きっと。ついつい映し出したりリポートすることにとらわれがちになりますが大事にしてほしいのは民放やNHKとは全く違う目線、庶民の目線でお伝えできるということです。特別なニュースを伝えるとか珍しいことを発見するということではなくごく普通のありふれた光景をそのまま映し出すことの難しさを体験していただければと考えます。ラジオで結構です、紙芝居になっても結構、要はその時の最も温かい気持ちが伝えられるかどうかです。事象にこだわったりノウハウを気にしても仕方がなくありのままをお伝えできれば最高です。